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[D] “ホンモノ”の条件 – 果たして、日本にバスプロは存在するのか!?

幼い日の憧れ・・・それが「バスプロ」でした。
しかし“本物のバスプロ”とは、一体何なのでしょうか?
歴史に残る名LIVEに見た、ホンモノの条件をシェアします。。。

“本物のバスプロ”とは

皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
ところで皆さんは、卒業文集の「将来の夢」に、何と書きましたか?
私はたぶん小学校の文集に、「バスプロ」と書いたと記憶しています(笑)。

スクリーンショット (186)(月並みですが、当時の憧れは今江プロでしたw)

もちろんそんな夢は思春期に散るわけですがw、やはり「バスプロへの憧れ」は今も変わらないままです。
しかし大人になって、色々な事を知るようになって来た今日この頃。
“本物のバスプロ”とはいったい何なのだろう?・・・という疑問に向き合わざるを得なくなってきています。

現代ではトーナメンターメディアプロプロガイドなど様々な「プロ」の形があります。
ただし本場アメリカでは、「バスプロ」とは賞金とスポンサーマネーだけで食べている、一部のトップトーナメンターだけを指すと聞いた事があります。
そして日本では、たとえトップ中のトップトーナメンターでさえも、賞金ではやっていけないとも・・・。
(自分のブランドの収益や、ガイド業で生計を立てている方が多いらしいです)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

もしもそれを厳密に適用するなら、日本には一人もバスプロが居ない事になってしまいます。
しかしだからといって、プロ登録をしているアングラー全員を「バスプロ」と呼ぶというのも、正直言って抵抗があります。
ならば日本における本当のバスプロとは、一体何なのか・・・?

こうして自分の中で処理しきれない、もやもやとした疑問を抱えたままの日々が続いていたのです。

 

“本物の感動”をくれたライブ

ところで昨日と一昨日(9/3,4)、アベマTVの釣りチャンネルBASS KING LIVEという画期的な番組が放映(再放送)されていました。
大人気の“キムケン”こと木村健太プロが、琵琶湖でロクマルを狙う本気の実釣動画を、何と生中継でLIVE配信するというのです。

basskinglive(今回の画像はKIMKENブログよりお借りしております)

当たり前ですが、ライブですから釣れなくても撮り直しは効きません
ポイントはもろバレですし、根掛かりもバラシもミスキャストも、何ひとつカットする事は不可能
本当にウソ偽りない、ホンモノの「釣りの真実」を、全て曝け出さなくてはいけないわけです。

そしてこの野心的な企画を、実は木村プロが自ら提案したというのがまた驚きでした。
既に国内での圧倒的な人気を確立している”キムケン”が、こんなリスクの高いイベントをやる意味が無い・・・。
ビジネス的にはそんな考えも成り立つはずなのに、あえて困難に挑戦した理由はこう語られていたように思います。

“ホンモノ”の釣りを見てもらいたい」

basskinglivekimuken3(それにしても、何と言う度胸と自信でしょうか・・・)

ライブ終了後の本人のブログにも書かれていますが・・・上手くいかなくて、悩んで、工夫する事。
そうした迷いのプロセスを経て、次第に自分の魚に近づいていく事。
悩みながらバスへの問いかけを繰り返す「真実の姿」こそを、ぜひ知ってもらいたいという強い思いを感じました。

確かに雑誌やDVDを見ていると、プロは楽々と爆釣しているかのように見えます。
しかし編集されたハイライトの裏には、10倍以上の悩みとノーバイトの時間が広がっているはず。
そうした「ウラ」の部分を含めた本当の釣りというものを、どうしても伝えたかったのではないかと想像します。

そして・・・悩み

basskinglive4

考え

basskinglivekimuken5

工夫キャストを重ねた16時間の「本気」に、マザーレイクは最高のカタチで応えてくれました・・・!

basskinglivekimuken2(ネタバレ本当にすみませんw)

正直、釣り関係でここまで感動した事はなかなか無いほどに、心の底からこみ上げてくるものを感じました。
解説の鬼形さんに至っては、本気で男泣きしてましたし(笑)。
でもその気持ちが良く分かるほど、これは真実だけが持つ本当のドラマだったと思います。

 

“ホンモノ”の条件

ところでネットを見ていると、木村プロの評価はわりと二分されているように感じます。
そのストロングなスタイルに多くのアングラーが心酔する一方で、メジャータイトルを獲ったわけではないでしょ?という声も散見します。
では、“木村健太”とは一体何者なのか。

basskinglivekimuken6

私としてはスタイル的に好きでしたし、リリースされたメディアは大抵チェックしたものです。
ただ、トーナメンターとしてまだ未完なのは確かですし、かと言ってメディアプロと呼ぶのも本質を外しているように感じていました。
「プロガイド」が一番無難な答えだとは思うのですが、それもまた世を忍ぶ仮の姿のように思えてならなかったのです。

しかし今回のライブを通じて、「ああ、この人の本質は”バスプロ”なんだ」という思いが、自分の中にしっくりと腑に落ちたように感じます。
そしてそのホンモノの条件“とは何かといえば、それは結局、真剣勝負を通してファンに感動をもたらせる事なのだろうと納得出来たのです。

basskinglivekimuken

様々な釣りのジャンルに、「釣り名人」というスペシャリストたちが存在します。
率直に言って、釣りの上手さだけを考えるならバスプロでは無く「バス釣り名人」でも良いはず。
しかしあえてプロを成立させるというのであれば、その担い手はファンを感動させられる存在でなくてはならないと思うのです。

KVDwins(プロスポーツの成立条件は、1にも2にもファンの有無ではないかと。その意味で、BASSMASTER LIVEは究極形だと思います)

バスマスター・エリートへの昇格を目指して、BASSMASTERオープンへの挑戦を続ける木村プロ。
本場アメリカで活躍する日本人バスプロの「次の世代」を担えるのは、まず彼をおいて他に無いのではないか・・・。
そんな思いにさせてくれる“ホンモノ”の予感を、強く感じずにはいられない名LIVEだったように思います。
(この先また再放送があるのかは分かりませんが、個人的には絶対に見ておく事をお勧めします・・・)

122

というわけで、今月末(9/29)からはセントラルオープン第3戦、レッドリバー戦が始まります。
大舞台でのキムケンさんの活躍を、大いに応援させて頂きたいと思います!

bassmasteropenkimken2ndplace(2014年のアーカンソーリバー戦の2位は、惜しかった・・・!)

 
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