アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

B.A.S.Sトーナメントの最高峰にて、大森プロがまた新たな伝説の1ページを刻みました！
その胸に掲げられた、一枚の旗とその”魂”。
そして今、再び歴史は動き始めます。。。

大森プロ、バスマスター・エリート優勝！

みなさんこんにちは、KenDです。
遠く海の向こうから、衝撃の大ニュースが飛び込んできました！
それは・・・

大森貴洋プロ、バスマスター・エリートシリーズ初優勝！

B.A.S.Sのトップシリーズでは2005年以来11年ぶり。
2004年にバストーナメントの最高峰、バスマスター・クラシックを制してからは、実に12年。
今再び、自身の手で新たな歴史の1ページを開く事となりました。

今年のエリート開幕戦では、師たるリック・クランも史上最年長優勝記録を更新。

2人の見せてくれる夢は、まだまだとどまるところを知りません・・・。
 

トップウォーター & スイムベイトの沖パターン

そして気になるウィニング・エリアは、レイク・ウィーラー中央部の巨大フラット「ディケーター」のハードボトム。

前回お知らせしたように、そこに（スポーニングで？）絡むシャッドを追っているプリスポーナーを、トップウォーターとスイムベイトで次々とキャッチ！

トップは巨大なスーパースプークで、これを高速ドッグウォークさせて次々とストライクさせていました。

 

スイムベイトもかなりの大きさでしたが、具体的な銘柄までは分からず・・・。
（Ragoかオスプレイでは？とのご指摘を頂きました）

とにかく狙いのエリアに次々とプリが差しているようで、釣れてくる魚のコンディションがどれも半端なく太い！

一方で、前日までトップのルフィーバーは、シャローエリアでサイズアップに苦戦。

アマケンさんによると、これは「ウィーラーの呪い」だそうです・・・(爆)。

ルフィーバーもリミット揃いましたが、小さいですね。1尾3Lbなので、あと4尾は1〜1Lb半の魚。これは「ウィーラーの呪い(The curse of the Wheeler)」というやつかも。小さい魚が釣れるとデカイのが消えるという… pic.twitter.com/i4g9w46Atw

— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2016年5月1日

その一方で、大森プロはナイスサイズでリミットメイク！

そしてさらに入れ替え！
コンソールの日の丸が、テネシーリバーの風にはためいています・・・。

（これだけでもうウルウルきますw）

最終日こんな気持ちになるのは久しぶり！今日、大森艇にはためいている日の丸は、先週のYAMAHAの撮影で使ったもの。応援の文字は、今回GWでたまたま遊びに来ている大森の弟さんが書いたものです。 pic.twitter.com/j5UfF9v32E

— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2016年5月1日

（良く見ると、旗には「ガンバレ熊本」の文字が・・・）

そして　トータル81lb6ozのビッグウェイトで、ついに逆・転・優・勝ーーー！！！

清水盛三プロ、桐山孝太郎プロに続く、3人目の日本人エリート・ウィナー誕生の瞬間を目の当たりにする事となりました。

 

動き出した歴史

大森プロと言えば、日本人アングラーの米国トーナメント挑戦の歴史を開拓してきたパイオニア。
しかしあのクラシック制覇の快挙から、思えば実に12年の月日が流れていました。

シャローマンのイメージが強い大森プロですが、近年ではフィッシング・スタイルの「バーサタイル化」を進めてきたと聞きます。
45歳という円熟の時を迎え、ここに来てそうした努力が実を結んできたと言えるのかもしれません。

（シャローのルフィーバー vs オフショアの大森プロ）

そんな第一人者である大森プロに、今最も期待するのはAOY（アングラーオブザイヤー）・・・。
年間シリーズチャンピオンという、真の王者の称号です。

（昨年はアーロンの圧勝でしたが・・・）

大森プロが意外にも早くクラシックを制したあの日、次はAOYを獲る日も遠くないと思いました。
しかし無情にも時は流れ、時計の針は止まったまま・・・。
日本人が世界のバス・トーナメントの頂点に立つ夢は、未だ道の途上です。

けれども今、大森プロの優勝で何かが変わり始めた。
ついに再び、歴史が動き始めた・・・そんな予感に震えています。

（「自分の魂は、この旗とともにある」。優勝インタビュー、泣きました・・・）

見果てぬ究極の夢、世界チャンピオン。
その栄光の陶酔の地へ、大森プロはきっと私たちを連れて行ってくれると信じています。

テキサスの太陽よりアツい、2016年エリートシリーズ。
私たちも大森プロの背中に、ぜひ日本から精一杯の声援を送りましょう！！

（今回の優勝で、年間ランキングも2位にジャンプアップ！Go!T.O.!）

（※尚、画像はbassmaster.comよりお借りしております）

※ウィニングパターンの”シャッドスポーン”と、ウイニングルアーの”スーパースプーク”について追記しました！

 
※更新情報と時事ニュースをお届けしますので、ぜひFacebookページへのいいね！＆ twitterのフォローをよろしくお願いします。