19Apr
「投げて巻く」だけと思われがちな巻き物。
しかし同船していても、激しい釣果の差がつく事も・・・。
巻き物の極意、“レンジコントロール”をあらためて考えます。
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巻き物の極意は”レンジコントロール”?
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さてさて、昔読んだ釣り雑誌の記事にこんなことが書かれていました。
「巻き物の極意は、“レンジコントロール”にある」
当時はなんのこっちゃという感じでしたが・・・。
年数を経るごとに、その言葉の重みが実感されてきたように思います。
特にウィードの量が少ない今年の琵琶湖では、その重要性をあらためて痛感させられました。
と言う事で今回は、簡単なようで難しい(?)レンジコントロールについて考えてみたいと思います。
残りウィードと「ごはんですよ」
ところでウィードの少ない今年の状況では、何がキー・ファクターになるのでしょうか?
マンメイドストラクチャーというのも一つの答えだとは思いますが・・・。
個人的には、「しょぼい残りウィード」が非常に重要ではないかと考えています。
通常であれば相手にしないような、数十センチほどしか高さの無い枯れたササバモなどの残りウィード。
そんなちょっとした縦ストでも、周りに何も無ければ充分にバスの足を止めるカバーになり得ると思います。
ですから前回のプラクティスでは、そうしたちょっとした変化を探して回りました。
しかしそうした残りウィードを見つけたとしても、その後が厄介です。
少ない上に枯れてショボいので、ウィードを感知するのが非常に困難・・・。
上手くウィードトップをかすらせて巻くことが難しく、ボトムにルアーが突っ込んでしまいやすいのです。
ルアーがボトムに着いたらいけないの?と思われるかもしれませんが、底を取ると要らない邪魔者が引っ掛かってきます。
それが通称「ごはんですよ(?)」と言われるトロトロのウィード(のクズ?こういう種類の植物と言う噂も)。
これが触れてしまうと、もはやかわす事も切ることも出来ず、そのキャストが無効になってしまうのです。
高さ50cmのウィードを攻める
というわけでルアーをボトムに当ててはいけないわけですが、さらにリトリーブを難しくする要因がもう1つあります。
それはバスが上まで喰い上げてくれない・・・という、春先と言う低水温期特有の現象。
つまり、あまりウィードトップより上を通すと喰い上げさせるのが難しくなってしまうと思うのです。
結論として、ボトムとウィードトップの僅かな間にルアーを通せなければ、バイトは激減してしまう・・・。
ウィードの高さがあるハイシーズンならともかく、50cm程度しかない今年の春先は、かなりシビアなレンジコントロールが求められると実感しました。
しかし簡単な事では無いですが、上手くレンジコントロールが決まった時にバイトを得られればもう快感(笑)。
「狙って獲った」感がたまらない、痺れる1尾を手に出来るのではないかと思います。
このプラの日も最後に3発だけ連続ヒットに当たったのですが、やはり上手くレンジが合った時だけしか反応はありませんでした。
魚は素直なんだなぁ・・・と思うとともに、レンジの重要性をさらに深く実感した一日でした。
というわけで「巻き物の極意は“レンジコントロール”にある」、というのは確かに真実と感じていますので、巻き物が得意でない方にはぜひ気を付けてみて頂きたいと思っています。
▼タックルDATA
ROD:初代エクスプライド170M-CR(シマノ)
REEL:15カルカッタコンクエスト101HG(シマノ)
LINE:フロロマイスター14lb-70m(クレハ)
LURE:DEEP-X300(メガバス)
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