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:[実録・日本レコード更新 -2-] エクストラ・ディープを切り開く”細糸PEクランキング”

レコードウェイト達成の立役者、マグナムクランク“10XD”
他のルアーでは獲れないバスも、帝王・KVDのマネーベイトなら一撃!?
未知のエクストラディープを切り開く、ファインPEクランキングを公開します。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

帝王のクランキング

皆さまこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
更新遅くなり申し訳ありませんでしたが、本日はいよいよレコード更新の立役者となったエクストラ・ディープクランキングについて。
13mの深海を、10XDで攻めるアプローチについて書いてみたいと思います。

ところで今回の10XDゲーム、古くからの読者さんから「あの帝王のクランキングですね!?」とコメントを頂きました。

(©BASSMASTER)

まさにご指摘の通りで、この試合でトライしたのは”帝王”KVDの十八番・オフショアディープのピンポイント・クランキング
13mラインに沈むインビジブル・カバーのトップに、クランクを軽くコンタクトさせてバイトを取っていったのです。

(当時のチャチなイラストで失礼します。。。)

KVDがエリートで優勝した時の記事を見て、こういう釣りがある事は以前から知識としては知っていたのですが・・・。
自分自身が実釣で体験したのは、琵琶湖のトップトーナメンターでもある近松プロのガイドでの事でした。
この時は1個の10XDに3kgクラスがWヒットとか、もはや意味不明なレベルの大爆釣(笑)。
初めて目の当たりにしたマグナムディープクランクの破壊力に、大きな衝撃を受けた一日でした。

(一投で6kgとかありましたからねwww)

もう書いてしまっても良いかと思うのですが、ズバリこの釣りのキモは「カバーのトップに当たるか当たらないかのところを通す」というレンジコントロールにあると思います。
泳層が上過ぎても喰わなかったし、逆にガリガリとボトムを引きずってもヒットしませんでした。
カバーに軽く当ててバイトチャンスを演出するか、ギリギリ上をかすめて喰い上げさせないとなかなかバイトしてくれなかったのです。

(赤線のようなトレースコースでは釣れませんでした。。。)

しかし絵で見ると簡単そうなのですが、実際にやってみるとこれが結構難しいと思います。
ボートポジションをどこに取って、どれくらいの距離キャストすればちょうど良く届くのか?はやり込まないと分かりません。
マグナムクランクというと豪快な釣りというイメージかもしれませんが、決して大雑把で良いという訳ではなく、実際には針の穴を通すような正確なアプローチが求められると感じた次第です。

(ですからあらかじめ、ポイントと共にボートポジションをGPSでマークしておきました)

 

エクストラディープを拓く細糸PEクランキング

というわけで早い話が、KVDのマネをして釣ったという事になるわけですが・・・。
1つだけちょっと新しかったかも?と考えているのは、「13m」というエクストラ・ディープをクランクで攻めたという事。
スーパーディープクランクとして有名な10XDですら、普通にキャストするだけではせいぜい7m台までしか届かないからです。

(スーパーロングロッドを駆使しても8mがやっとかと・・・)

これをさらに深くまで潜らせるために、キャストしてからエレキでルアーを引っ張る“ドラッギング”を併用したわけですが・・・。
ちょっと待て、ドラッギングしてもそんなに潜るか?と思われた方は、相当このルアーを使い込まれているかと思います。
この水深まで10XDを届かせられた最大のキーは、メインラインに2号のシンキングPEを使うというタックルセッティングにありました。

私は以前から上記のロングリーダーPE“セッティングを多用しているのですが、フロロ16lb単独よりも明らかに深く潜らせられます。
今回はオードラゴン2号に16lbのフロロリーダーを4~5m併用しましたが、メインラインが半分(2号≒約8lb)の太さになる事の効果は絶大。
勿論フロロよりは少し比重が軽いのですが、ドラッギングで潜らせる際は特に線径がモノを言うと思います。
これによって50m以内のショート・ドラッギングでも、確実に目的のカバーのトップ(11.5mくらい)にコンタクトさせることが可能になったのです。

(ちなみに試合でなければ延々と長距離ドラッギングしても良いのですが、ピンに当てる場合はロスが多く、精度も落ちてしまいます)

今回はこの水深を「横の釣りで攻める」というアプローチが、バスたちにとって目新しかったのが効いたのかもしれません。
実は試合中ずっと10XDを引いていた訳では決してなく、フットボールやダウンショットといったルアーも結構投入していました。
しかしボトム系の釣りではたったの1バイトも無く、結果的に7尾全てが中層の巻き物で獲れたわけです。
国内レコードを更新できた理由がもしあるとしたら、この「エクストラディープを”巻く“」という攻め方の珍しさにあったのではないでしょうか。

とはいえ最も重要なのは、「特A級のスクールが差して来たタイミングに上手く当たった」という事だったと思います。
つまりはかなり運が良かったのは否定できず、それが証拠に二日目は同じ釣りでノーフィッシュを喰らっています(苦笑)。
ですからこのアプローチが出来さえすれば釣れるという訳では全然ないのですが、逆に言えば誰にでもさらなるレコード更新の可能性があるとも言えるでしょう。
厳しい釣果が叫ばれ続けてきた2019年の琵琶湖ですが、日本のビッグバス・ドリームは今なお健在だと確信しています。

(スクールが入ってくるタイミングをとらえさえすれば、まさに「一撃」で仕留められると思います!)

 

タックルセッティングの実際と注意点

というわけで晩秋差し迫る季節ですが、皆様にはビッグバス乱舞の夢を追ってぜひ湖上に出て頂きたいと願っております。
そこで実際、どういうタックルセッティングを組めばよいのか?というあたりを最後に紹介しておきますと・・・。
まずはロッドですが、私はサイドワインダーHGC-77XS”ボアコンストリクター(デプス)を愛用しています。

(中古の旧モデルでも十分ですが、ホントは最新のGP欲しいです。。。)

この竿はかなり珍しいスローテーパーのストロングロッドで、低弾性カーボンを厚く巻いたムチムチ粘るタイプです。
しなやかでストロークも大きいので、サスペンションのようにファイトをいなしてビッグプラグでのバラシも減少
良く曲がるためアングラーの負担も少なく、しんどいマグナムクランクを1日引き続けるには最適な一本と感じています。
ちなみに8ftオーバーのスーパーロングロッドならさらに深く潜らせられますが、試合ではレギュレーション違反なのと、体力的にかなりキツいので最近はご無沙汰です。。。

(飛距離や潜行深度を稼ぐには、確かにこの手のロッドが有利なのですが・・・)

それからリールは17エクスセンスDC(シマノ)で、これにアンタレス用のノーマルギアを移植して使っています。
ドラッギングで深く潜らせるにも飛距離は重要で、どれだけラインが出ているかで潜行深度は全然違ってきます。
そこで細糸PEで「トラブル無く」フルキャストして、50m近く飛ばすにはやはり専用DC機の効果は絶大。
最近は18バンタムMGLをメインに使っていますが、この釣りにはどうしてもエクスセンスが欲しくなるのが本音です。

(標準のエクストラハイギヤでは、さすがにマグナムクランクを巻くのはきついです。。。)

それからラインはシンキングPEの”オードラゴン“(YGKよつあみ)2号で、ディープで使う際は特に比重の差が出やすいと感じています。
普通のPEよりはずっと切れやすいし飛ばしにくいしと、正直言って不満は数多くあるのですが・・・。
比重1.4以上の2号PEは(たぶん)これしか存在しないため、現時点ではこれ一択の貴重な製品だと思います。
ちなみに1.5号以下にすれば当然もっと潜りますが、ベイトでの使い勝手が一気に悪くなるのであまりお勧めできません。

(もっともっと進化してくれることを熱望します!)

あとはリーダーについては、地球最強のフロロと信じて疑わないグランドマックスFX(クレハ)の4号
太さ的には16lbに相当するのですが、明らかに18lb以上の実釣強度があると体感しています。
カバーにコンタクトさせるので太糸を使いたいのですが、潜らせる必要上20lbラインが使えない状況で本当に重宝します。

最後に超・重要なのがフックセレクトで、この手のディーププラッギングにはピアストレブル“(リューギ)シリーズを愛用しています。
なぜなら遠距離かつラインに水圧がかかっている状況では、フッキングパワーが非常に伝わりづらいと考えているため・・・。
あらゆるトレブルの中でもMAX級に貫通力が高いピアストレブルの#1/0サイズ、“ブルータル”をセッティングしました。
7バイト7キャッチの100%捕獲に成功したのは、バーブまでしっかり刺さり切ってくれたこのフックのおかげだと思っています。

(間違っても、10XDの純正フックをそのまま使うのはおやめ下さいwww)

というわけで、道具立てもしっかり決めないとアプローチし辛いスペシャルな釣りではあるのですが・・・。
あとはタイミングさえ合えば、誰にでも夢かと思うような爆釣のチャンスがあるとも言えると思います。
そもそもボート持ってないし!という方も、ガイドさんに頼めばすぐにポイントまで連れて行ってもらえるでしょう。
今回レコードウェイトが釣れたのはかなりメジャーな場所ですし、北湖に詳しいガイドさんなら同条件のポイントをたくさんご存知だと思います。
ただし0か100かの釣りになりやすいので、釣れなくてもガイドさんを責めないようよろしくお願いいたしますw

(©GUIDE BOX 上記の近松プロはもちろんですが、北に詳しいBOREAS勢にお願いするのも良いかも?興味のある方は問い合わせてみて下さい)

ガイド検索サイトはこちら

まだまだシーズンは終わらない!という事で、皆さんにもぜひ楽しんで頂きたい晩秋のマグナムゲーム。
次回は10lb超の最大魚をキャッチした、マグナムスピナーベイト”メガロドーンについて書いてみたいと思います。

※ちなみに10XDのカラーは、写真に写っている“セクシーシャッド”というホワイト系でした。

 

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