アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 超高比重PE時代の幕開け – ついに来た大本命”オードラゴン”

フロロに迫る比重を実現する、超高比重PEライン
いよいよその大本命、“オードラゴン”が鮮烈デビュー!!
これでしか出せない軌道が、新たな可能性を切り拓きます。。。

 

高比重PEラインの大本命

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
圧倒的な高強度&低伸度で、ソルトではもはやメインとなったPEライン
バスフィッシングの世界でも、その適応範囲はどんどん広がっていると感じます。

そこで最も大きなハードルとなるのが、PEラインの”比重の問題・・・。
フロロよりも圧倒的に軽いために、どうしてもルアーの軌道が浮き気味になってしまうと思うのです。

(ピュアフィッシングHPより。レンジが上がっちゃうんですよね・・・)

そしてその弱点をかなり克服したのが、セフィアG5PEなどの超高比重PEライン
一般的なPEラインの比重0.98から「1.25~1.43」と大幅に重くなり、かなりフロロの沈み具合に近づいたと感じました。

しかし「太さによって比重が違う」、それから「ラインナップが0.5~1.0号しか無い」という難点があり、メインラインとなるには至りませんでした。
ところがこのたび、YGKよつあみから全号で比重1.40の高比重ライン、G-SOUL OHDRAGON(オードラゴン) WX4F-1 SS140″がデビュー!
号数も2.5号まであり、バスフィッシングでの使用にも大きな可能性を感じるラインナップとなっています。
と言うわけで超高比重PEラインの大本命、期待のオードラゴンの実釣インプレッションをシェアしてみたいと思います。

 

何故だかケバ立ちやすい?

さてテストでは、最も太い2.5号をベイトタックルで使用してみました。
普通のベイトリールで糸噛みを気にせず使えるのは3号前後くらいから上かな・・・と感じており、その意味ではギリギリの号数。
率直に言ってもう少し太い方が使いやすいと思いましたが、下糸への食い込みはさほど気になるほどではありませんでした。
(ちなみによつあみのPEは規格通りに「ちゃんと細い」ので、結構細めに感じます)

それから4本編みのため、8本編みに慣れているとガイドの糸鳴りが結構大きく感じます。
キャスト時のガイド抵抗も大きいような印象で、正直ロングキャスト性は今一つ・・・。
ですので何とかしたいと思い、「PEにシュッ!」を導入した次第です。
(糸鳴りは明らかに減ると思います。体感的に、飛距離も若干伸びるような)

ただしこの4本編み、個人的にはさほど嫌いではありません。
ラインの張りは強めなので、(PEにしては)ガイド絡み等のトラブルが少な目。
絶対的な引っ張り強度は純粋なPEに劣りますが、一本一本の繊維が太いので根ズレに強いように感じるのです。

しかしこれは、あくまでも一般的な四本編みPEラインの話です。
実際にオードラゴンを使用してみた感想としては・・・「ラインが毛羽立ちやすい気がしました。
比重を上げるために混ぜ込んでいる特殊マイクロフッ素繊維とやらが弱いのか?2,3回使用後で下のような感じになりました・・・。

(たぶん、バックラッシュ時のダメージです。。。)

 

明らかに良く沈む

そして最後に、肝心のラインの沈み具合について。
これはセフィアG5PEの時に感じたのと同様、「普通のPEより明らかに良く沈む」と体感できました。
しかしそうは言っても決してフロロと同じ使用感では無くリグまでラインが一直線に入るようなイメージです。

じゃあやっぱり、フロロの代わりにはならないのかとガッカリされた方もいらっしゃるかもしれません。
私も最初はそう思ったのですが、使い方によっては逆に便利である事に気が付きました。
確かにライトリグで底を取ろうと思うと、フロロに比べて一番手シンカーを重くする必要があります。
しかし荒いボトムでフットボールジグを操作するような場合は、「根掛かりにくい」というメリットが発生するように感じたのです。

(ただしその場合、フロロリーダーを2mほど取っています)

そしてこのラインが最も大きなアドバンテージを持つと感じた状況は、ウィードをカットしながらのリトリーブです。
バイブレーションプラグ、チャターベイト、スイムジグなどをウィードに絡めながら引いてくる際、瞬時にウィードが切れる
PEの伸びの無さとやや浮き気味のライン軌道が、素早いウィード離れを実現してくれるのです。
パツン、とした小気味よい切れ味は、一度体験すると病みつきになる事うけあいです。

世界一のチャターベイト・マスター、”ブレット・ハイト”もPE+グラスロッドでチャターを巻くそうですが・・・。
ラインの伸びが無く一瞬でウィードカットできるので、「ハングオフしても狙いのカバーから離れ辛いというメリットを指摘しています。

(bassmater.comより)

しかもこれまでのPEではリトリーブレンジが浅くなりがちでしたが、オードラゴン2.5号ですとフロロ14lbとさほど変わらないような印象。
TDバイブで1.5mのウィードトップを引きたいのに、PEラインだと超スローにひかないとタッチしない・・・といった悩みが見事に解消されました。
良く曲がる本格的なグラスロッド(ゾディアス170M-Gなど)と組み合わせれば、PEのバレやすさも充分カバーできるように思います。

(ハンドルのちょっとしたスピード変化だけで、一瞬でウィードを「巻き抜いて」来られる点に注目です)

というわけで、ついに出た超高比重PEラインの大本命”G-SOUL オードラゴン
純粋なPEと比べればケバ立ちやすい引っ張り強度が低いなど劣る部分も少なくありませんが・・・。
これでしか実現できないライン軌道が、今まで不可能だった釣りを実現してくれると確信しました。
願わくば、直結でも使えるよう3,4,5号のラインナップをぜひ加えて欲しいところです。
(バスフィッシングでの需要はあると思いますので、よつあみさんお願いします!)

まだまだ発展途上のジャンルではありますが、これでいよいよ超高比重PEライン時代の幕が開けたと言って良いのではないでしょうか。
(あと重要なポイントとして、結構安いのも嬉しいです!)

 

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