29Jun
ソリッドティップのMHロッド、フルレンジ”C67MH/SL”
唯一無二のスペシャルスペックは、一体どんなテイストなのか?
フィネスなパワーゲームロッドの速攻レビューをお届けします!
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唯一無二のスペシャルモデル
みなさんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて先日、ソリッドティップのMHロッドというスペシャルモデル、“フルレンジC67MH/SL“について触れました。
その後、「一体どんなロッドなのか!?」と問い合わせがだいぶ来ておりまして・・・。
かなり特殊なスペックで、かつ価格もお手頃と言う事で注目度が非常に上がっているのを実感しました。
ところでこのロッド、基本的には「琵琶湖北湖のようなディープエリア(7~10mちょいくらい?)で、10~14g前後のヘビーダウンショットリグを使うロッド」というのがコンセプトなのだそうです。
(詳しくは、開発者の近松プロの解説をご覧ください!)
しかしこの釣りに関しては、私自身がまだまだ経験が足りず・・・充分なクオリティのインプレッションを書くことが出来ません(汗)。
ですのでもっと使い込んでから書こうと思っていたのですが、たくさんのリクエストにお応えしたい気持ちもありまして・・・。
というわけで今回は、ちょっと本来の使用目的からはズレますが、「私が使ってみた範囲」でのレビューを書いておきたいと思います。
ベイトフィネスロッドなのか?
さてソリッドティップという繊細なイメージからか、「ベイトフィネスロッドみたいな感じ?」という質問をいくつか頂きました。
しかし個人的な感想としては、いわゆるベイトフィネスロッドとはかなり違うという印象。
そうしたイメージで使うと、おそらくすごく重くてダルくてゴツい・・・と感じるのではないかと思います。
私の感覚で言わせて頂くと、むしろ「普通のカバー撃ちのMHロッドの先端を切って、ちょっと柔らかいソリッドティップを継いだ竿」と表現する方が近いような気がします。
つまりあくまでもベースはパワフルなMHロッドであり、ティップだけがML~Mくらいの繊細さになっている、というイメージです。
ですからセンコーなどの高比重ノーシンカーや、1/8~3/16oz(3.5~5g)程度のライトテキサスなどを繊細に動かした上で、ビッグバスをカバーから引きずり出してくる・・・といった、ややフィネスなパワーゲームに向いているように思います。
ノーシンカーや軽量リグを用いた、タフレイクでのシビアなカバー撃ちにも向くのではないでしょうか。
感度よりもトルク寄り
そしてソリッドティップと言うと、「エクストラ・ファストテーパー(アクション)」なイメージがあるのではないかと思います。
しかしこのロッドは意外とマイルドなアクションで、操作時はまあ普通のファスト、魚を掛けてファイトしていくとミディアムファスト位には曲がるように感じます。
ソリッドティップと言うイメージからすると、意外とクセが少なく使いやすいテーパーデザインと言えるのではないでしょうか。
(上の動画は、PEラインでジャークベイトを使ってみた時の映像です。さすがにPEだとちょっと硬いかな・・・)
そしてブランク素材も、おそらく中弾性くらいのあまりキンキンでないカーボンが使用されているように思います。
ですからシャープで高感度というよりは、ややもっちりとしたリフティングパワーがあるタイプ。
琵琶湖的というかアメリカンと言うか、ビッグフィッシュを見据えた「トルク寄り」なセッティングのように感じられました。
というわけで、トルクフルなブランクに繊細なティップをインストールした“フルレンジC67MH/SL“。
おそらく「同じような竿」が存在しないであろう、唯一無二のスペシャルロッドではないかと思います。
私もまだまだ使いこなせているとは言えませんが、セッティングが決まれば代えの効かない武器になるのではないでしょうか。
(何だか品薄で買えないという話も寄せられるのですが・・・テイルウォークさん作って下さい!)
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