21Aug
意外なメリット満載の、「フットボールでのカバー撃ち」。
しかし回避性能など、シビアな条件を満たすジグはほとんど無い!?
貴重なカバー用フットボール、”シューティングボール“のメリットを明かします。。。
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カバー用フットボール
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて少し間が空いてしまいましたが、前回は“フットボールジグでのカバー撃ち”というちょっと意外な(?)アプローチを紹介させて頂きました。
落として良し、吊るして良し、ボトムで誘って良し・・・と、ライトカバーならメリット一杯と言えると思っています。
しかしカバーで使う以上、常に根掛かりとの戦いは避けられません。
ガード付である事はもちろん、障害物をかわす様々な条件が求められます。
今回はそんなシビアな要求を満たす数少ないフットボール、“シューティングボール“を紹介させて頂きます。
カバーをかわしやすいヘッド形状
さてまずシューティングボール最大の特徴は、”エアロフットボール”と名付けられた独特のヘッド形状でしょう。
正面から見ると分かりやすいのですが、一般的なフットボールに比べて横幅が狭くなっています。
ややラウンドに近い形とも言え、これによってカバーを抜けて来やすくなっていると感じています。
すると、ボトムでの安定性が悪くなるのでは?と心配されるかもしれません。
しかしこれも正面から見てもらうと分かりますが、ウェイトが下部に集中して三角型に近い形になっています。
左右に張り出した部分がボトムで踏ん張ってくれるために、横幅が狭くても倒れにくくなっていると思うのです。
さらに言うと、アイが深くヘッドに埋め込まれているのも見逃せないポイントです。
アイの飛び出しが大きいと、トロロ藻など余計なゴミが絡みやすくなってしまうと思いますが・・・。
低く設置されたアイの効果により、ウィードなどを拾いにくくなっているように感じます。
このようにシューティングボールは、「カバー周りで使う」という条件に特化した、非常に合理的なヘッド形状をしていると唸らせられます。
ちなみに最初からマットブラックに塗装されたカラーセレクトも、個人的にはかなりポイント高めです・・・。
ちょっと弱いフック&ガード
次にフック部分に注目していきますと、フットボールとしてはまずまず標準的なサイズ&軸径。
針先もロングポイント気味で、貫通力も悪くないと感じています。
ちなみに二重になったフックキーパーも、なかなか優秀なホールド力を発揮してくれると思います。
しかしこのフック、「シャローカバー用」と考えれば若干か弱く見えてしまうのは私だけでしょうか?
今のところ伸びてバラした・・・という経験はありませんが、やや不安を感じてしまうのが正直なところです。
それからガードに関しても、かなり素材がやわらかく弱い設定になっています。
正直言って、このままの状態ではカバーで使うのはかなりキツい・・・。
ですので根元に瞬間接着剤を一滴たらしてから、適度にほぐして使っている状態です。
(ちなみにガードの長さとかセッティングは色々なので、また別の機会に・・・)
というわけで、対カバー用フットボールと言うなかなか無いコンセプトを持つ“シューティングボール“。
以前何かの動画で、伊豫部プロが川村光太郎さんに「イヨケンって、実はそうとう細かいよね?」といったようなことを言われていましたが(笑)、隅々まで「釣るためのこだわり」に満ちた一品と言えるでしょう。
正直あまり多くの人に使って欲しくない(苦笑)、非常に優秀なジグだと思っています。
(そしてヘッド単体売りなので、好きなラバーが巻けるというのも自作派には貴重な存在です・・・)
ただし個人的には5年くらい前(だったかな?)に最初に試してから、数年ほど使わなくなっていたと言うのが正直なところ。
次回はそれに取って代わっていた“バウヘッド”の存在と、最近再びシューティングボールを見直した理由についてお話したいと思います。
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コメント
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2018年 2月 26日
自分もライトカバーにフットボール使ってます。真夏のゴミ溜まりの下などをよりスローに落としたい時にテキサスと使い分けてます。やはり水中での姿勢と程よく弱いガードがスッポ抜けを無くしてくれているような気がして気に入ってます。ハンツのようにヘッドがガリガリにならないのも自分的にはポイント高いです(笑)
コメントありがとうございます!
ゴミたまりなどに吊るす際にも、水中姿勢の良さが活きますよね(^^♪
スッポ抜けも少なく、入るところならなるべくフットボールを使いたいのが本音です!