アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] ”ミニマリズム”が生んだセミ・バーサタイルタックル

使用ルアーや状況別に、微調整が必要なタックルセレクト。
しかしあまりにこだわり過ぎると、道具に振り回される事も?
大森選手のワンタックル理論から、セッティングを考え直します。。。

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タックルセレクトとセミ・バーサタイル化

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
先日シェアしたマグナムクランク用タックルの記事が、想定外にご好評を頂きまして・・・。
「他のタックルセレクトも教えて欲しい」というご要望をいくつも頂くこととなりました。

というわけで今後、少しづつ紹介して行ければと思うのですが・・・。
最初に一つだけ、選び方の基準の部分を説明させて頂きたいと思います。
それは最近タックルセレクトのキーにしている、セミ・バーサタイルという考え方についてです。

 

大森選手のミニマリズム

私も釣り歴だけはそこそこ長いので、これまで色々なタックルを試してきました。
低水温期ならグラスアキュラシーを求めるならショートロッド・・・等々、考えるほどに要素は無限。
あれこれ散々買いまわった挙句、タックルに埋もれて何が何やら分からなくなってしまう程でした(苦笑)。

そんなある日、尊敬する米国ツアープロである大森貴洋選手のワンタックル理論を読んで衝撃を受けます。
アメリカのトップトーナメントの最前線を戦っているにも関わらず、大森選手が使うロッドはわずか数種類
「自分の体の一部として完全に制御できるタックルのみで、様々なルアーを使いこなしているというのです。

(大森選手のFBページより。例えば巻き物だったら、クランクだろうがスピナベだろうが全て“タトゥーラエリート701MHRB-G“一本でカバーするのだそうです。。。)

早速マネしてみて気付かされたのは、上の記事にも書いたタックルの使い込みレベルの重要性でした。
例えば常用する7ftのロッドから6.6ftにいきなり持ち替えても、その竿に慣れていなければ逆にアキュラシーは落ちてしまう。。。
ファイト中にどこまでの負荷に耐えられるのか等、体で覚えていなければコントロールできない事が非常に多いと気付いたのでした。
色々なタックルを使い分けるのも良いのですが、「使いこなせなければ無意味」である事を痛感させられたというわけです。

 

バーサタイル方向への回帰

しかし同時に痛感したのは、自分にはとても大森選手をマネし切る事は出来ないという事でした。
巻き物もトップもジャークベイトも全て一本で使いこなすというのは、私にはどう頑張っても無理・・・。
そこでクランク・スピナーベイト・ジグといった風に、大まかなジャンルごとに分ける「セミ・バーサタイル化にトライしてきたのです。

クランク・バイブレーション等のトレブルフックプラグ用巻き物タックル
スピナーベイト・チャター・スイムジグ等のシングルフック系巻き物タックル
ジャークベイト・トップウォータープラグ等のテクニカルプラッギングタックル
マグナムクランク・ビッグベイト大型ルアー用タックル
ジグ用タックル
テキサス・直リグ・フリーリグ系タックル
パンチング用タックル
フロッグ用タックル
ヘビーダウンショット用タックル
ネコリグ用タックル
スピニングタックル

最後の「スピニングタックル」ってどういう大まかなくくりなんだよ!等々ツッコミどころ満載ではありますが・・・(苦笑)。
とりあえずこの一年、上記の11タックルのみで全ての釣りをカバーしてきました。
このように使うタックルを固定化することで、道具選びの迷いを無くして魚探しに集中できたように思います。

そうは言っても11タックルだけでも十分多過ぎるくらいで(苦笑)、さらにシャロークランク用・ミディアムダイバー用・ディープクランク用と細分化して行ったらもうホントにキリがありません。
もちろん毎回全てのタックルを使う訳ではありませんが、そんな事をしたら私の小さな船では物理的に積み込めなくなってしまいます。
ですから何十本とスペアロッドを積めるバスボートならいざ知らず、あまりにも専門特化させていくのは現実的でないように思えてきたわけです。

(もちろん「今日はクランクメインで行く!」とか決まっている場合は別ですが・・・)

とは言っても「クランクからテキサスまで何でもイケる66M」みたいな、これ一本で何でもOK的なバーサタイルロッドという考え方には抵抗があるのですが・・・。
散々細かい事にこだわりまくった挙句(苦笑)、ある程度ざっくりジャンル分けした上で、その中ではあえて融通の利くセッティングにするという“少しバーサタイル寄り”にタックルセレクトを戻して来た次第です。
というわけで「意外と大雑把だな?」と思われるかもしれませんが、このような考え方で選んでいるという前提で次回からの記事を読んで頂ければ幸いです。

(思えばバンタムのカスタムも、バーサタイル化の流れに乗っていると言えるかもしれません・・・)

 

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    • umlauten
    • 2019年 12月 20日

    自転車に乗った少年バサーが1セット(多くてもスピニング1セット+ベイト1セット)で釣りをしているところを見ると、意外と1タックルで何とかなるのではと考えてしまいます。

    • 私も少年時代はその恰好でした(笑)!
      やれば意外と何とかなっちゃいますかねwww

      • ニゴイ3号
      • 2019年 12月 21日

      ぼくも近所の川ではそのスタイルでやってます…!エクスプライド66Mとバンタムにマイクロキャストスプール換装したセッティングでやってます!

    • キュウ
    • 2019年 12月 21日

    11タックル!
    何故そのようなジャンル分けになったのか、また記事にして頂くと嬉しいです
    ジグとテキサスの考え方、ヘビダンとネコリグの差など面白そうです。
    ちなみに私の場合、巻物ですが、ウィードを切るのか、ほぐして外すのかで使い分けをしています。

    • ありがとうございます、おいおい書いていきたいと思います(^^♪

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