24Jan
カバー撃ちのゲームチェンジャーと言えば、何と言ってもパワーフィネス。
スピニングでピッチングできなくても、今ならベイトで何とかなる!?
軽量リグを正確に投げるための、パワーベイトフィネスタックルを紹介します。
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“パワーベイトフィネス”って何?
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて久しぶりの“私のタックルセレクト”シリーズ第12弾のテーマは、パワーベイトフィネス。
難攻不落のヘビーカバーを、スモラバやカバーネコで攻め落とすタックルについて考えてみたいと思います。
まずパワーベイトフィネスって何?という件についてですが、早い話がパワーフィネスの釣りをベイトでやる事をこう呼んでいます。(私がw)
伊藤巧選手の大活躍を見れば明らかなように、この手の釣りの破壊力は折り紙付き。
しかし私のようにスピニングで精度の高いピッチングが出来ない場合に、代わりにベイトタックルを使おうというコンセプトです。
それからもう一つ重要な使い方として、漁礁などのハードカバーでのライトリギングが挙げられます。
琵琶湖のマンメイドでライトリグを使っていると、どうしてもビッグフィッシュにラインブレイクされる事があるわけですが。。。
スピニングで太糸を使おうとしても、1~1.5号程度のPEに太めのショートリーダーを組むまでがせいぜいだと思います。
(しかしそれだと、糸を出された時にPE本線が岩に擦れて切られてしまう)
ところがベイトタックルなら、細糸PEに16lb程度のフロロリーダーを10m組むことも出来るというわけなのです。
(このロングリーダーPEセッティングにしてから、漁礁でのネコリグのキャッチ率がかなり上がりました)
肝はリールとラインセッティング
そしてこの釣りにおいては、リールの選び方が超・重要になってくると考えています。
なぜならライトリグを低弾道でピッチングしていくには、スプールレスポンスが非常に高い必要があるからです。
ですから本格的なベイトフィネス対応モデル、私の場合は16アルデバランBFSを愛用しています。
(正直この釣りにおいては、SLX BFSでは少しストレスフルです。。。出来なくはありませんが)
それからラインセレクトも極めて重要で、メインは1.2号前後の高比重PEラインになります。
理由の第一は強度面で、ヘビーカバーからバスを抜くためには、普通のベイトフィネスで使うような8LB程度のフロロでは全く歯が立ちません。
(かといってさすがにフロロ16LBではライトリグが投げられなくなる)
またPEはフロロよりだいぶ比重が軽いため、スプールレスポンスが上がって軽いルアーが投げやすくなるメリットもあるのです。
具体的にはピットブルG5の1.2号を使用していまして、何とオードラゴンの1.5号より強い22.8lbもあります。
(なお、号数によってどちらの方が強いかは異なる)
ちなみに普通の(低比重)PEならもっと強いですが、沈めたい時もあるので高比重モデルにこだわっています。
なお今のところピットブルG5は、毛羽立ちも少なく耐摩耗性に優れた良いラインだと感じています。
さらに私の場合は、そこに16LB前後のフロロリーダーを組み合わせて使っています。
さすがに直結だと魚に見切られやすい・・・ような気がしてしまうのがまず一つ。
あとPEラインはコシが無いので、枝などにクルクル巻き付いてしまいやすいのが嫌だからです。
また岩などのハードカバーが絡む際には、5~10mほどリーダーをとるとラインブレイクしにくくなります。
(ちなみにリーダー用途での最強フロロは、シーガーのグランドマックスだと固く信じていますw)
★おまけ
ところで先日22アルデバランBFSが発表されましたが、パワーベイトフィネスには使いにくいだろうと予想しています。
なぜならスプール径が29mmと極めて小口径なので、太いフロロはくるくるとコイル状の巻き癖が強くなってしまうと考えられるからです。
(28mm径のスティーズAIRのインプレを見ていると、快適なのは6~8LBフロロくらいまで?)
太糸の使用を考えている方は、今のうちに16アルデバランの在庫を探しておいた方が良いかもしれません。(「黒田健史のいろはにほへと」より)
しなやなティップのパワーロッド
それからロッドに関しては、いわゆるMLくらいのベイトフィネスロッドでは弱過ぎると思います。
パワー的にはMHクラスの、普通のカバー撃ちをするようなテキサスロッドくらいは欲しいところ。
最低でもそれくらいは無いと、ヘビーなブッシュ等からビッグフィッシュを抜きあげてこられないと感じています。
しかし本当にただのジグ・テキサスロッドだと、ティップが強過ぎてリグがすぐにカバーから抜けてきてしまいます。
軽いリグを枝等に適度に絡めながら動かすためには、やはりしなやかなソリッドティップが有利ではないでしょうか。
そしてそれらの要素を高度に両立した名竿が、これまで何度も紹介したフルレンジC67MH/SLだと思います。
ただし一つだけ注意点がありまして、それは「ガイドを大きくした方が良い」ということ。
特にティップ部には#4.5のマイクロガイドがセットしてあるのですが、これに結び目が詰まる事詰まる事・・・。
私は自分でガイド交換して#5にサイズアップしましたが、これだけで別世界の快適さになりました。
というわけで色々書いてきましたが、この釣りは非常にタックル選定が釣果を左右すると思います。
やってみると分かりますが、セッティングが上手くできていないとマトモに投げる事すら困難ですので・・・。
決してイージーな釣りではありませんが、物凄くよく釣れるメソッドですので道具立てをしっかりしてトライしてみて下さい。
(いわゆる「普通のベイトフィネス」はやらなくなりましたが、太糸を使うパワーベイトフィネスにはメリットを感じています)
#私のパワーベイトフィネス・タックル
ROD:フルレンジC67MH/SL(テイルウォーク)
REEL:16アルデバランBFS XG(シマノ)
LINE:ピットブルG5 1.2号-35m(シマノ)
LEEDER:シーガー・グランドマックス4号前後(クレハ)
※追記:フォロワーさんに教えてもらったのですが、追加モデルとして出るゾディアス169MH-Sもマッチするかもしれません!
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ワームのカラーチェンジにトライ。 意外と普通のマジックでも染まるんですね… #マジックインキ #T19 #鶯色 #ウォーターメロン的 #ちょっと匂いが気になりますが #しばらくすると臭くなくなります…
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