9Sep
「パイク」から始まった、私のジギング用アシストフック選び。
様々なフックを試して、行き着いたのはやっぱりパイク!?
そのスペシャルバージョン、「佐藤曲げ」のメリットを考えます。
●パイク「佐藤曲げ」3つのメリットと1つのデメリット
これまで色々とジギング用アシストフックを使ってきましたが、最近はDECOYのパイクAS-05SP「佐藤曲げ」に落ち着いています。
最もメジャー?なアシストフック「パイク」の、佐藤統洋さんスペシャルチューンバージョンです。
何がどう違うのか?というと、フックポイントの角度が深く、チモト部分に真っ直ぐ向いています。
(右が佐藤曲げ。「LINK up with KATSUICHI」さんより)
これによってノーマルのパイクよりも、
・貫通力UP
(フックポイントがチモトを向く事で、フッキングパワーのベクトルが最適化される)
・保持力UP
(ベンドが深くなる事で、フックが外れにくくなる)
・根掛かり軽減
(ゲイブが狭くなる事で、障害物を拾いにくくなる)
という3つのメリットが得られるとの事です。
反対にデメリットとしては、ゲイブが狭くなる分「掛け」性能が落ちます。
ハリ先の角度が寝る分、魚がジグに当たって外掛かりするようなバイトは取りにくくなるはず・・・だからです。
●スロー系ジギングではメリット大
で、じゃあ実際ノーマルとどちらが良いのでしょうか?
これは水深や対象魚、タックルなどによって変わると思いますが、結論としてはスロー系ジギングには佐藤曲げが向く気がします。
関連記事:【竿頭率ナンバーワン!船中で釣り勝つフォール系ジグ「Z4」】
スロージギングの竿は柔らかいので、どうしてもフッキングパワーが伝わりにくいです。
個人的にブリ・ワラサなどの青物をバラシてしまう際、ファイト中の突っ込まれた瞬間が多い気がするのですが・・・
ラインが緩んだ時でなく張った時にバレるということは、フックが貫通し切っていないのではないか?と疑っています。
そして実際、「佐藤曲げ」にしてからは掛かってからのバラシが軽減したように感じています。
問題は掛け性能の低下ですが、実感としてはさほど変わらない気がしています。
そもそもアシストフックは、魚の口の中に吸い込まれるのが前提。
トレブルフックと違い、もともと体当たり系のバイトは取りにくいので変わらないのかな?と想像しています。
逆に一旦口の中に入ってしまえば、露出しているフックポイントがそうそう滑ることはない気がしますし・・・。
●軽量で強い、パイクの基本性能はそのまま
ノーマルのパイクの角度を深く曲げただけですので、当然ですが自重はそのままです。
パイクはやや軽めに作られたフックだと思うのですが、これがアシストフックでは大切だと思います。
なぜなら魚がバイト時に吸い込んだ時、フックの重量が軽い方が口に入りやすいと考えられるからです。
(ジグは無茶苦茶重いので、普通のプラグのようにルアー自体が吸い込まれる事が少ない)
ただ、軽ければいいというものでは無く、ファイトに耐えるだけの強さも必要です。
カルティバのジガーライトも軽量で良かったのですが、何回か伸びたので最近は使っていません・・・。
●チモトは小さめ。すっぽ抜け注意!
軽量化の一貫かもしれませんが、チモトは少し小さめに設計されているので、すっぽ抜けには注意が必要です。
ちゃんと結べば問題ないのですが、私が適当に下手なノットで付けたためか、抜けてしまった事が1度ありました。
▼総合力高し。遠州灘では2/0使用
という訳で、ここ最近私のアシストフックは「パイク佐藤曲げ」の一択になっています。
軽さ、強さ、貫通力・・・どれを取ってもハイレベルな、総合力の高いフックだと思います。
遠州灘では2/0を使用していますが、これまでブリクラスでも伸ばされたり折られたりしたことはありません。
(キハダが掛かったりしたら別でしょうが・・・)
ジギング用アシストフックのスタンダードとして、ロングセラーになるだけの事はあると思います。
フックセレクトに迷う時は、まず選んでみて間違い無いのではないでしょうか。
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