アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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ゾディアスとエクスプライドは、実は全然別物でした


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実売1万+!衝撃的なプライスを掲げてデビューしたゾディアス。
部品をケチって安くしたエクスプライドと思いきや、そのコンセプトは全く別物!?
その設計思想から浮かび上がってきたのは、「世界」でした。。。

 

ゾディアスとエクスプライドはブランクから違う

まず最初にお詫びをさせて下さい。
以前、「ゾディアスとエクスプライドのブランクはほぼ一緒らしい」といった趣旨の事を書きました。

タックル・オブザイヤー3連覇!結局、エクスプライドは何がスゴいのか?
タックル・オブザイヤー2015決定! ロッド部門で快進撃を続ける、シマノ「エクスプライド」。 大人気ロッドの凄さの理由は、一体どこ...

しかし今回のフィッシングショーで開発の方に直接お話を伺う事が出来、「コンセプトが結構違う」事が判明しましたので、訂正させて頂きたいと思います。

 

アメリカ市場を狙った本気の世界戦略ロッド

実は私、ゾディアスの事を「ガイドの素材を安く(アルコナイトリング)、数も減らし、グリップをEVAにするなどして部品コストを抑えたエントリーモデル」だと思っていました。
つまり価格と品質を抑えた廉価版エクスプライドだと理解していたのです。

しかしそれは大きな間違いでした。
ゾディアスは(主にアメリカ市場を狙った)、本気の世界戦略ロッドだったのです。

それを端的に表すのが、2016年に追加されたグラスコンポジットモデル、「176MH-G」
5mダイバーに照準を合わせたガチのディープクランクロッドで、野太くトルクフルなブランクと長いリヤグリップを備えた、最近の日本製ロッドでは珍しいくらいの本格的グラスコンポジットロッドです。
(似たフィーリングを挙げるなら、サイドワインダーのM-BLOWかロードランナーのHB760Mといった感じでしょうか)

キャプチャ

私は思わず聞いてしまいました。
「ゾディアスシリーズでこんなにガチのディープクランクロッドまでラインナップさせて、採算取れますかね???」

担当のK氏は、爽やかなスマイルでさらりと答えてくれました。
「主戦場は、北米ですから」

 

シャープさよりトルク寄り

ゾディアスはあらゆる面で、「アメリカ市場のド真ん中」を目指して開発が進められたのだそうです。
エクスプライドより抑えられた価格も、アメリカではそのくらいがスタンダード(よりちょっと高め?)だからなのだとか。
そしてブランク特性も、北米アングラーの要望を徹底的に調査して合わせ込んだという事です。

実はエクスプライドを使ったアメリカのバサーから、「ジャパニーズロッドはちょっと弱いなァ」と言われていたそうです。
そこでガチガチのロッドサンプルを作って渡したら、今度は「硬けりゃイイってもんじゃないんだよ!!」と怒られたとか。

一体どうすればいいんだ!?とよくよく話を聞いていくと・・・
どうやら、「アクション時のティップはもっと強く。でも、魚を掛けたらしっかり曲がって欲しい」らしい・・・と言う事が分かって来たのだという事です。

そんなわけで、全体的にエクスプライドよりティップセクションに張りを持たせた上で、さらにブランク径を太く素材の弾性を落とす事で、フッキング時には胴からしっかり曲がるアクションを基本コンセプトとして設計したのだそうです。
(もちろん番手によって特性は違いますが、全体的な傾向として)

キャプチャ

ガイド径が大きく、数も少ない事もあり、エクスプライドのようなシャープさは無いそうです。
しかし細かい操作性よりも獲る事を重視した、トラッドなテイストのロッドシリーズと言えるかもしれません。

ともかくゾディアスは、ハイパワーXを用いる点でエクスプライドと製法は同じですが、コンセプトや性格はかなり異なると考えるべきのようです。

中の人(シマノ)に聞いたら、ハイパワーXとスパイラルXが全然違った件
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「硬いのに曲がる」・・・と言えば?

ところでこの「ティップは硬いけれど、アワセるとしっかり曲がる」というこのテイスト。
どこかで聞いた事があるような・・・?と思ったあなたは、かなりのDeeeP STREAM通でしょう!
(いつもフォローありがとうございます)

そう、この堅柔らかいロッドと言えば、レジットデザインのワイルドサイドシリーズ!

「硬いのに曲がる」不思議系ロッド、ワイルドサイドWSC72MH実釣レビュー
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そしてポイズングロリアスの川島プロスペシャルモデル、「1611H+ワイルドスティンガー」も方向性が近い気がします。

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国が違っても、素材が違っても・・・実は目指すロッドの方向性は同じなのかもしれない!?
この不思議な共通点を、非常に興味深く体験させてもらう事が出来ました。

というわけで具体的な各モデルについては、また追って記事にしていきたいと思います。
そして真逆のテイストを持つ、ある意味「究極の日本的ロッド」もチェックしてきましたので、レポートを楽しみにお待ちください。
(ああ、ネタがあり過ぎて時間が足りない!!)

 

 

 

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