8Nov
シマノ・フィネス系ベイトの星 “15アルデバラン”。
最新機構にも関わらず、なぜか早くも不必要に!?
技術革新の狭間に揺れる、アルデバランの苦悩をシェアします。
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15アルデバラン、手放しました
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
いきなりですが私、手持ちの15アルデバランを手放しました。
13/16メタニウムと並行して使用する事約1シーズン。
決して悪いリールというわけでは無かったのですが・・・。
と言うわけで今回は、アルデバランを手放した理由を書いてみたいと思います。
3/8ozクラスのキャスティング
ところでそもそも、私が15アルデバランを購入した理由は「3/8ozクラスを快適に投げるため」でした。
この手の小さ目のプラグ類・・・13メタニウムでも投げられない事は無いのですが、やはり快適とは言えませんでした。
飛距離が伸びない上、ショートキャストでピンポイントを狙う際も、ルアーの弾道が浮いてしまいやすかったのです。
しかしアルデバランであれば、ラインキャパシティの少なさとスプール径の小ささ(32mm)が効いて、スプールの“慣性”が低い。
(つまり、スプールの回り出しが速い)
結果として10g前後の小さ目のプラグでも投げやすく、これを14lbフロロで使うのに重宝していたのです。
※ちなみに7gクラスも投げられますが、個人的には快適と感じられません。
5~7gを視野に入れるなら、13メタニウム+夢屋ベイトフィネススプールが今でもお勧めです。
(ただし、ラインキャパシティが少ないのでフロロ14lbなら45mくらいで限界です・・・)
MGLスプールの影で
13メタニウムでは投げにくい。
ベイトフィネススプールではラインキャパシティが足りない。
そんな14lbで使うスモールプラグの悩みを、見事に解決してくれた15アルデバラン。
なぜそんな便利なリールを手放したかと言うと、決め手はコレでした。
それは・・・「16メタニウムの登場」です。
慣性を大幅に低減したという触れ込みの“MGLスプール”。
これが予想以上に効果大で、3/8ozクラスのプラグも充分実用範囲内だったのです。
ロングキャスト性能で勝る34mm径、そして高い剛性を兼ね備えた16メタニウム。
軽めのルアーのキャスタビリティがさほど変わらなければ、もはや15アルデバランを使う必要が無い・・・。
両機を使い込んだ際の、これが私としての結論でした。
(ただし、もし7gクラスを投げたいと考えるなら少しだけアルデバランが有利な気がします)
16アルデバランBFS XGのように、思いっきりベイトフィネスに特化したモデルにはもちろん意味があるでしょう。
しかし16メタニウムと16アルデバランBFSの狭間で、皮肉にも存在意義を問われる事になってしまった悲運のリール・・・。
それが、15アルデバランなのではないかと感じています。
(なお、別売りのシャロースプールを組んで本格的なベイトフィネス機にする事は出来ます)
というわけで、3/8oz以上のルアーであれば16メタニウムMGL。
1/4oz以下のルアーを使うなら、浅溝スプールを組んだ本格的なベイトフィネス機。
リールの使い分けは、とりあえずもうこの2択でいいか・・・と思い始めている昨今です。
(でもディープクランク巻くためにアンタレスは欲しいw 17モデルは出るのでしょうか???)
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