アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] 早過ぎた名作、”アンタレスAR”へのラブコール

溢れる剛性感と巻上げトルクを備えた、巻物用バーサタイル・ベイト。
そんな理想的なリールが、何と10年前に存在した!?
早過ぎた名機、”アンタレスAR”を振り返ります。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

ガチの巻き物リールが欲しい

皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
色々なベイトリールを試してきた私ですが、最近は13メタニウム16メタニウムMGLの2種類だけに落ち着いています。

しかし最近、剛性のカタマリのような本格的巻き物用ベイトが欲しくなってきました。
その大きな理由は、今年から新しく手を出し始めたルアー達にあります。
まずは・・・マグナムクランク

そしてメガロドーンなどの巨大スピナーベイト。

「大きさの割に引き抵抗は軽い」という話もありますが、それでも絶対的な抵抗が大きい事には違いありません。
ラインを少なめに巻いてローギヤ並みの巻取りスピードにしたメタニウム(ノーマルギア)を使っても、個人的にはかなりしんどいと感じました。

というわけで以前も書きましたが、アンタレス系の剛性が非常~に懐かしくなっている今日この頃なのです。

 

早過ぎた名機・”アンタレスAR”

では12アンタレスを買い戻そうか?・・・とも考えました。
しかし所持するリールの台数を絞っている私としては、1つのリールにある程度のオールマイティ性を求めています。
ですので1/2ozクラス以下が投げにくい「重めのルアー寄り」のアンタレスは、使い回しの点で難があったのです。
(ちなみにリールの台数を絞っているのは、オーバーホールの維持費を抑えるためです)

けれどもアンタレス・シリーズには、3/8ozクラスのミドルウェイトをカバーする軽量寄りのモデルがありました。
それが異端の34mm径スプールを搭載した、アンタレスARだったのです。

もはや生産終了となってしまったこのモデル・・・実は以前所有していた時期がありました。
しかし当時溺愛していた05メタニウムでも充分な気がして、結局は売却してしまったのでした。

ところが先日、ひょんなことから再びアンタレスARを試投させて頂くチャンスに恵まれたのです。
久しぶりに投げたARのキャスト&リトリーブフィールはもう気持ち良いの一言。
10年以上前のリールとは全く思えない、最高の使い心地だったのです。

(このお方に、浜名湖でお借りしました・・・www)

 

バーサタイル・アンタレス

今そのスペックを振り返って見ると、メタニウム系と同じ34mm径のミディアムスプールは、14lb-100mという当時としては少な目のラインキャパシティ。
これは13メタニウムの糸巻き量と同等で、最小限のラインキャパに絞る最近のトレンドを先行していたと言える気がします。
そしてライン量が少なくスプール総重量が抑えられているためか、1/2ozクラスの飛距離は抜群でした。

3/8ozクラスの飛距離はさすがにメタニウムMGLに譲る感じがしましたが、それでも充分実用範囲内。
1/2ozクラスを中心とした、まさに“バーサタイル・アンタレス”と呼びたくなるリールでした。

そしてギヤ比5.8巻き上げ長62cmという「ややローギア寄り」のスピードがもたらすトルク感は抜群。
実は借りたタックルでシーバスを掛けてしまったのですが(笑)、巻くだけでグイグイ寄ってくる感じが快感でした。

(バラシ防止だけを考えればシーバスにはハイギヤが良いという考えは変わりませんが・・・)

このフルメタルのボディ剛性ブラスギヤがもたらす至福の巻き心地さえあれば、最新機構なんて無くても良い・・・。
当時は理解されなかった“バーサタイル・アンタレス”のコンセプトは、10年の時を経てようやく時代が追い付いてきているように感じます。
今こそ早過ぎた名機“アンタレスAR”の魂を継いだモデルのリリースを、シマノさんには願ってやまないところです。
(あと、05メタニウムXTの方向性も。ちなみに現行モデルで一番近いのは、カルカッタコンクエスト100かなと思います。。。)

 

※買い戻そうかと100回くらい考えましたけど、あと何年修理部品が手に入るのか?と考えると、踏み切れないところです。。。

 
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    • 東北民
    • 2016年 12月 14日

    私も当時は一本でなんでもやっていたので気がつきませんでしたが、巻物しているとアンタレスARのコンセプトってかなり魅力的です。
    ガンメタやアンタレスARみたいなリールはシマノではカルカッタコンクエストでカバーされているので期待できないですね…本当に残念です…

    • コメントありがとうございました!
      そうなんですよ~・・・なかなか当時は気付けなくて・・・((+_+))
      ガンメタとARは本当に名機だと思うので、なんとかリバイバルして頂けないかなぁと願う限りです。

  1. 生産終了、メーカー撤退、サービス終了のRYOBIイクシオーネ愛用者です(笑)
    とりあえず中古でいい値であったら部品取り用におさえます。

    マスターとピニオンギヤは、同一機体から移植するとガタはそのままなので、別機体からそれぞれ取って当たり確認すると、当たり面が微妙に変わって結構感触は復活しますよ。

    今は初代アンタレスがスプール肉抜きして慣性小さくなったので、ARのスモークグレーブロックが重宝してます。

    供給してくれてるうちにこつこつ消耗品だけ揃えていくというのも手段のひとつじゃないでしょうか?

    オールド好きからでした。

    • コメントありがとうございます!
      イクシオーネ懐かしいですね~(^^♪
      今も結構コアな愛好者の方がいらっしゃいますよね!

      メインギヤとピニオンですが、組み合わせを別にするという発想はありませんでした!
      ぜひ今度試してみたいと思います。
      確かに消耗品を揃えておくなら今がチャンスですよね・・・う~ん悩みます!!

    • a
    • 2018年 3月 27日

    それはもう、All Roundですしね。

    • そうか、オールラウンドの略だったのですね!
      今さら知りました(笑)。

  2. こんばんは。以前、コメントした者です。

    このブログに触発され、2年前に16MGLを購入しましたが、すぐに売却してしまいました。
    いいリールには間違いないのですが、私の琴線には触れなかったのです。

    愛用してきた古い赤メタ(ただし、アベイルの軽量スプールに換装)と比べ・・・

    飛距離も巻き心地も剛性感も使い勝手もほぼ同じように感じました。
    軽量ルアーは、赤メタの方が立ち上がりがよかったです。
    34mmのバーサタイルなので、似ていて当たり前でしょうか?

    所有しているダイワのSSエアは・・・

    ロッド次第ですが、3g~7gが実に気持ちよく投げられます。
    軽いキャストで、シューンと、赤メタよりも遙かに飛びます。さすが、アルデバランのライバルですね。
    でも、軽量化とのトレードオフとはいえ、オモチャっぽい質感やパーツのデザイン、巻き心地が好きではないです。
    赤メタと違って、所有感は満たしてくれません。

    所有しているアブガルシアのディーズ6は・・・

    赤メタほどではありませんが、結構気に入ってます。

    今日、アンタレスARの中古をポチりました。2年ぶりのリールの購入です。
    SSエア以外は同じようなリールばかりですね(汗)

    赤メタの前は、ずっとアブ2500Cを使っていたので、重さは気になりません。
    210g~240gぐらいが一番好きです。

    飛距離は似たようなものだと思いますが、
    キャストフィールや剛性感、巻き心地やトルク感で私を感動させてくれることを期待しています。

    中古を買ったくせに、ハードル上げすぎでしょうか?

    程度のよい物が届くことを願っています。

    ベイトリールって、「男の道具」「男のキカイ」的な感じがして、好きですね。
    使っていて楽しい、見ていて楽しい、スペック云々を語るのも楽しい・・・
    条件次第では、スピニングよりも遙かに使いやすい・・・

    長文失礼しました。

    結構前のアメリカ遠征の記事、とても面白かったです。

    • コメントありがとうございます!
      赤メタは名機ですよね~。
      そのあたりの往年の名リールに、最新カスタムスプールを組むのは非常にアリだと思います(^^♪
      本気のベイトフィネスをやるのであれば、やはり34mm径ではなくSSエアやアルデバランになってくるかと思います!

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