15Feb
アングラーを迷わせる、無限に近いカラーリングの数々。
しかし細かい色味よりも、まずは「光るか透けるか」だ!?
ざっくりと4グループに分ける、大まかな分類法をお話します。
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カラーリングの4大分類
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
様々な要素の入り乱れるカラーセレクト特集。
前回は「“当たりカラー”なんて分からない」という諦めのもと、とにかく魚の反応を試す方法を紹介しました。
しかし様々な色を投げて魚の反応を探ると言っても、その選択肢は無限とも言えるほどたくさんあります。
ですので私の場合は、カラーリングをざっくりと4つのグループに大別するように心掛けています。
というわけで今回は、カラーセレクトの4大分類について考えてみたいと思います。
ホロ系
さていきなりで申し訳ないのですが、厳密に言うと「色」とはちょっと違う要素なのかもしれませんが・・・。
最初の分類はシルバーとかゴールドと言った、いわゆるホロ系と呼ばれるカラー群です。
つまり一言で言うと、「光を反射する」カラーリング。
強いフラッシングで魚の視覚要素に訴えかけるこの塗装は、自分の中でジャークベイトの標準色となっています。
一緒に釣りをして驚かれる事があるのですが、私は南湖のボディーウォーターラインのド真ん中(水深4m以上)でジャークベイトを使う事が良くあります。
というかむしろ、縦ストさえ絡めば水深が10m以上あるようなところでも普通にワンテン(1m位しか潜らない)を投げる事も。
それは何故かと言うと、ジャークベイトは深いレンジの魚を上まで「引っ張って」、喰い上げさせるのが基本だと考えているからです。
その時、かなり下にいる魚にまでルアーを気付かせられる要素こそが「フラッシング」だと思っています。
つまりジャークベイトは「視覚」でルアーを認識させるわけで、この辺りが主に「波動」でアピールするクランクとの決定的な違いかと。
その意味でホロ系カラーのジャークベイトは、ある意味でスピナーベイトに近い要素があると感じています。
(正確にはフラッシングも波動も両方あるので、どちらの比率が高いか?という話になると思いますが)
そしてこの「光るか、それとも光らないか」は、魚の反応に決定的な影響を与えるというのが私の実感。
もちろんどちらが良いとは言えないのですが、明らかにフラッシングを好む時、そして嫌う時があると感じます。
これは細かい色味の違いよりも、遥かに大きく釣果を左右すると思うのです。
(ですのでこのカラーは、自分の中ではチャートでは無く「ホロ系」という分類です)
ただしそれが「クリアな時に効く」とか「ローライト時に効く」とか言った条件に関しては、最近はあえて考えないようにしています。
普通に考えれば、視覚でアピールする以上あまり濁っていては効き辛い気がするのですが・・・。
セオリー通りにいかない事も多いため、どんな条件でもとりあえず投げてみる事にしているのです。
(たぶん濁りや日照だけでなく、魚との距離にもよるからではないかと想像していますが・・・正確なところは分かりません)
そしてある程度魚の反応があれば、そこで初めてフラッシングの強弱や色味などを調整する事を考えます。
つまり金か銀か?はたまたビカビカのアルミホイルかいぶし銀か?といったところを考えるわけです。
ただしこの微調整が劇的に効いたという経験は本当に少なくて、昨年だとBカスタムの「ガンメタ・ブレード」が効いたなぁ・・・ぐらいしか思い出せないというのが正直なところです。
クリア系
そしてホロ系と対極に位置するのが“クリア系“。
いわゆる「ゴースト○×」などと呼ばれるカラー群です。
この特徴を一言で表すならば、つまり「光を透過する」カラーリングと言えるのではないでしょうか。
ですのでフラッシングによる強アピールとは対照的に、おそらく視覚的に最も見辛いカラーだろうと思います。
あまり先入観は良くないのですが、やはりクリアウォーターでの実績が高いというのが実感です。
ここでも心掛けているのは、やはり細かい色の違いはとりあえず後回しにする、と言う事です。
例えば春先に効くと言われる、”プリスポーンダイナマイト”のようなクリア系レッド。
この手のカラーも「赤」ではなく、とりあえず大きく”クリア系”のカラーとして捉えるようにしているのです。
意外に思われるかもしれませんが、これは色味の違いで明確な反応の差を感じた経験が少ないため。
それに対して「光るのか、透けるのか」は、遥かに釣果に影響しやすい・・・ように思います。
これって正確には「色」じゃないでしょ!とお叱りを受けそうですがw、ホロかクリアかと言う観点で大別するのは実釣上役に立つと感じています。
(ワームのウォーターメロン系も大まかに「クリア」の分類と考えています)
というわけでまたまた長くなってしまったので(苦笑)、本日はこのあたりで・・・。
次回は4大分類の残りの2つ、「白」と「黒」について書いてみたいと思います。
(ちなみにジャークベイトには、クラウン系のカラーも多用しています。よく光るので。)
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コメント
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2017年 2月 23日
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