24Apr
アルミボディのスティーズA、XDを追加したツインパワー・・・
今リールのトレンドは、“剛性”に回帰しつつある!?
期待が高まる“高剛性バーサタイル・ベイト”に注目します!
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“高剛性バーサタイル・ベイト”の最高峰
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
だいぶ体調も回復し、何とか今日から仕事復帰の予定・・・皆様大変お騒がせ致しました<(_ _)>
さて今回は、私が喉から手が出るほど欲しいと思っている「理想のベイトリール」のお話。
以前から書き続けているのですが、今マニアックなアングラーの間で、“アルミボディ+ブラスギアの高剛性リール”への期待が高まっているのをヒシヒシと感じるのです。
今年はちょうどダイワからアルミボディのスティーズAがデビューし、これがかなり良いという話もちょくちょく耳に入ってきています。
一昔前のベイトリールはアルミが普通でしたが、軽量化のために最近はマグネシウムか樹脂が主流に・・・。
しかしここで、もう一度アルミボディの良さが見直され始めてきているのでは?と、この流れに期待しています。
そうは言っても、なぜアルミが良いのか?重くなってしまうのではないか?と心配される方もいらっしゃるでしょう。
というわけで、今心待ちにしている「高剛性ベイトリール」が、なぜ必要なのかを少しお話してみたいと思います。
コンクエストは要らないのか
さて、現在私がメインとしているベイトリールはシマノのメタニウムシリーズです。
特に16メタニウムMGLの完成度は素晴らしく、軽量ルアーのキャスタビリティ、巻上げトルク、ブレーキの完成度とどれをとっても素晴らしい仕上がり。
ここ何年かのベイトの歴史の中で、最も革命的な進歩を遂げたリールではないかと心から感心しています。
逆に言えば、「もう16メタMGL以外は必要ないのでは・・・?」という気持ちになっていたというのが正直なところ。
手持ちの13メタニウムを全て売却して、全て入れ替えようかと言う考えも頭をよぎりました。
(※注:ただし夢屋のBFSスプールがラインナップされている点で、まだ完全に13メタを手放す事は出来ないと思っています)
しかしヘッジホッグスタジオさんとのコラボ企画でお借りした“15カルカッタコンクエスト101HG“を使ってみて、この考えは変わりました。
やはり「巻き上げトルク」という意味では、どうしてもコンクエストに敵わない・・・。
引き抵抗の強いルアーを巻き倒す場面では、やはりコンクエストは必要なのだという事を実感したのです。
正直言って、大抵のルアーでは16メタの巻上げトルクで充分なのだとは思います。
けれどもディープクランクやマグナムクランク、ヘビースピナーベイトなどを巻き比べると、やはりどうしても見劣りする感じは否めません。
コンクエスト同様にハンドル付け根にベアリングが追加された16メタでもそう感じるという事は、残る原因はやはり「ボディ剛性(&精度)」に理由を求めるしかないのではないかと思うのです。
素晴らしき34mm径スプール
しかしそんなに高剛性リールが欲しければ、コンクエスト100かアンタレスを使えば良いのでは?・・・という意見は当然出てくるかと思います。
確かにその通りなのですが、ここでぶつかるのが「スプール径」の壁。
両者は36mm&37mm径というロングキャスト向きの大径スプールを採用しているために、軽めのルアーを投げるのが得意ではないのです。
ディープクランク専用と割り切れば良いのかもしれませんが、実際は年中ショットオーバー5を投げ倒すわけにもいかないのではと思います。
時にはDEEP-X200のように、1/2oz前後のちょっと小さ目のルアーを巻きたい事もあるでしょう。
そんな時に大径スプールのコンクエスト&アンタレスでは、やはり快適なキャスタビリティが得られないように感じるのです。
(もちろん投げられなくはないですが、MGLの快適性を知ってしまうとキツいです。。。)
また大径スプールは、ジグ&テキサスのピッチングアプローチでも若干のストレスを感じます。
スプールの回り出しの初速が遅いので、リグの弾道が浮き気味になりやすい・・・。
その意味でメタニウム系の34mm径スプールと言うのは、巻くにも撃つにも丁度良い、非常にバーサタイルなスプール径だと思う次第です。
そもそもコンクエストやアンタレスで撃つ釣りをする人ってあまりいないのでは???というのは確かなのですが・・・。
カバーへのフリップ&パンチをしていると、やはりメタニウムより剛性の高いリールが欲しくなるというのも正直なところ。
その意味で“34mm系の高剛性バーサタイル・ベイト”というのは、巻く釣りでも撃つ釣りでも活躍の場があると思うのです。
(ちなみにアーロンなどアメリカのツアープロの間では、アルミボディ+ブラスギアの旧エクスセンスDCが隠れた人気だそうです)
重いからこそ良い
ところでアルミボディとなると、自重が重くなるのはどうしても避けられません。
しかしこれについても、個人的には「重いからこそ良い」と考えています。
リールは軽ければ軽いほど良いというものでは無く、ロッドとのバランスが重要だと考えているからです。
その意味で16メタMGLの175gは、“6フィート10インチのMクラス”という(現代の)バーサタイル・ロッドには最適でしょう。
しかし琵琶湖やオカッパリで多用される様な7フィートオーバーの竿と合わせると、個人的には軽過ぎる気がします。
ワイルドサイドWSC72MHやエクスプライド173MH-CR、それから短いですがグラスで重いゾディアス166ML-Gにコンクエスト101HG(220g)を組み合わせてみたら、そのバランスの良さに「なんて使いやすいんだ!」と驚きました。
ですからアルミボディ+ブラスギアという重い素材を使う事で、逆に狙って200g台前半くらいの自重にして欲しいと願っているくらいです。
来たれXDコンセプト!
というわけで私の希望としては、軽めのルアーも扱える“34mm径の高剛性バーサタイル・ベイト”・・・。
もっとはっきり言ってしまえば、アルミボディ+ブラスギアのメタニウムMGLが欲しい、というのが究極の結論です。
今年は“ツインパワーXD”の登場が話題となりましたが、ベイトでも剛性を重視したXDコンセプトのモデルが欲しい!!
というわけで18メタニウムXDのデビューを、もう心の底から期待しているという次第です。
個人的には凝って違うボディ形状を採用したりせずとも、正直カタチは同じで良いのではないかと思っています。
そうすれば部品の互換性が出るので、16メタMGLの夢屋深溝スプールなども流用することが出来ますので・・・。
あとは素材が安くなるので値段も下げられるかもしれませんが、差別化のためにベアリング数を減らしたり、レベルワインド等部品のランクを落とすぐらいだったら、16メタMGLと同じ価格設定でも良いのではないかとも思います。
(そうすれば利益率も上げられるので、少しくらいアンタレスの需要とバッティングしたとしても大丈夫ではと)
ともかく妥協の無い、シマノに出来る“34mm径高剛性バーサタイル・ベイトの最高峰”が見てみたい!
もしこのような商品が市販化されるのであれば、もう手持ちの13メタは全て入れ替えたいとすら思っています。
というわけでメタニウムXD、ぜひ欲しい!という方は下のアンケートにポチっとして頂いて、シマノさんに熱いラブコールを送りましょう!!
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コメント
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2017年 5月 16日
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2018年 11月 12日
こんにちは、いつもブログ楽しく読まさせて頂いております。身体の方は大丈夫ですか?さて、私もそういうリールを求めてます。そこで私なりに考えたのですが、バンタムの名で出して来るんじゃないかと。フルメタルで34㎜スプール。ロッドだけバンタムで出すのは何か物足りない気がしませんか?アンタレスARの代わりに出たらいいのになって、常々思ってます。いきなりの長文失礼しました。
いつもありがとうございます。
なるほど、バンタムブランドと言うのはマーケティング戦略上アリかもしれませんね・・・気付きませんでした!!
ぜひシマノさんに提案してみたいですね(^^♪
中の方、見てらっしゃいますか~www
既存のリールと購買層が被るのでKenDさんの言うようなリールは出ないかと思っていましたが、スティーズAで流れが変わるかもしれませんね。
と言うかスティーズAがほぼ最適解ではないでしょうか?(笑)正直欲しくてたまらない反面、34ミリ径フルアルミボディのリールが新たな大手2社の新たな戦場になる事を祈らずにはいられないです。
アブにはすでにレボブラックがあるんですよね、いずれにしても選択肢は多い方がいいです。
そうなんですよー、ぜひそのジャンルで3社の争いが見たい!
実は私もスティーズA試したかったのですが、結構お高いんですよね・・・(;^ω^)
お疲れさまです。
スティーズAを使っています。今後はZPIのNRCスプールシリーズを購入予定ですが、もしメタニウムがアルミニウムボディで発売されるなら欲しいです。
三社とも良いメーカーなので切磋琢磨して欲しいですね。
おお、良いリール使われていますね(^^♪
実はここだけの話ですが、次回のリール・テスト機はスティーズA、そしてNRCスプールの装着を予定しています!
しばらく先の話になりそうですが、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
それにしてもアルミボディのメタニウム、欲しいですね!!