16Feb
スタンダードな110mmジャークベイトとして、定番となった“O.S.Pヴァルナ”。
しかしそのパフォーマンスは、単なる「小さなルドラ」にとどまらない?
この時期どうしても必要になる、そのアドバンテージを解剖します。。。
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冬のジャークベイトのキーポイント
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
久しぶりに本格的な寒さとなった今シーズンの冬、どこも一筋縄では釣れないかと思いますが・・・。
ここ最近の琵琶湖では、ジャークベイト等でナイスなウィンターフィッシュをキャッチしています。
とはいえ簡単に釣れるわけでは決して無くて、外すとまず絶対に釣れないと思われるキーがあります。
それが“レンジコントロール”でして、喰い上げ幅の小さい低水温期は特に重要だと考えています。
というわけで最近欠かす事の出来なくなっている、OSPの“ヴァルナ110SP“について書いてみたいと思います。
(浮かせて食わせるには違いないのですが、「そんなに上まで浮いてくれない」イメージかと。。。)
基本は”ダウンサイジング・ルドラ”だが・・・
さてこのヴァルナですが、一言で言えば「110mmにサイズダウンしたルドラ」というイメージです。
フラットサイドによる強いフラッシングと、ミノーにしては抜群の飛距離。
それからロール主体の控え目のアクションまで、基本性能はルドラとほぼ同じと言って良いでしょう。
だから私も最初は「ルドラを小さくしただけか」と思ったのですが、1つ明確に違うポイントがありました。
それはトゥイッチした時の潜行深度が深いという点で、明らかにルドラより潜ります。
キャスト距離やライン等でだいぶ変わってはしまいますが、フロロ14lbで8ft(約2.4m)前後は潜るという印象です。
(ちなみにフックは出来れば速掛#6か、トレブルEWG等への交換がお勧めです)
これはワンテン+1(約2m)よりもさらに1段深くて、ショートリップなのにそんなに潜るの!?と信じられないかもしれません。
第一のポイントはおそらく静止時のルアー姿勢で、かなりキツイ前傾姿勢から下に切り込むように潜っていきます。
またジャーク時に横っ飛びせず下につんのめるようなアクションも、安定してレンジを下げていくのに役立っているのだと思います。
(実は好きなアクションでは無いのですが、潜らせるには合理的かと。写真はワンテン+1)
ただしロッドアクションには注意が必要で、バシバシ強くジャークするとさすがにそこまでは潜りません。
ペンシルベイトの首を振らせるような感じで、チョンチョンと弱くトゥイッチするのが大切。
昔”ぶちょう”こと奥村哲史プロの影響で流行した、いわゆる“ゆるゆるジャーク”のイメージです。
貴重な8フッター・ジャークベイト。さらなるディープ攻略も?
というわけでヴァルナは単なるダウンサイジング・ルドラではなく、8ft(2.4m)レンジを攻められる貴重なディープ・ジャークベイトだと考えています。
4ft(1.2m)までのワンテン、そして6ft(1.8m)までのワンテン+1とともに、私のシステム・ジャークベイトの中核を担ってくれる必要不可欠なルアー。
なおリッピング(ポンプリトリーブ等)ではそこまで潜りませんし、その場合はルドラを使うので個人的にはトゥイッチ専用となっています。
(パーフェクト10ログ等も潜るのですが、向かい風だととにかく飛ばない。。。)
そしてこの特性は、琵琶湖のような深めのウィードフラットを釣る時に絶大な効果を発揮します。
また急深なリザーバーの立ち木等を狙う時にも、素早く潜るアドバンテージが生きてきます。
使いやすいサイズ感もあって、日本のフィールドとの相性がバツグンに良いジャークベイトではないでしょうか。
(リザーバーでの有用性は、松本さんにトコトン教えて頂きました。。。)
ただしジャークベイトはクランク等のリトリーブベイトと違い、実は動かし方次第でレンジが全く変わってしまいます。
これはライブスコープを見て分かったのですが、やり方次第ではヴァルナを12ft(3.6m)ラインに通す事すら可能。
最近はこれを利用して、4mボトムに50cmほど残ったウィードの上ギリギリを通したりして釣っているのですが、これについてはまた改めて書いてみたいと思います。
(迷ったらカラーは“白”!他にゴースト系とクローム系、あとこの時期は赤もあるとなお良いかと)
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