25Oct
ノーバイト上等のデスレイクに、覚悟のフリップ一本勝負!
カバーを攻め落とす最大のコツは、意外にもその“レンジ”にあった?
ついにマットを突き破って登場したのは、ド肝を抜くモンスターでした・・・!
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マットの「食わせ所」のキモとは?
さて前回シェアしたように、「絶対巻かない」と覚悟を決め、デスレイク全開の琵琶湖にフリップ一本勝負に挑んできました。
しかし苛酷なパンチ限定の打撃系トレーニングをあざ笑うかのように、撃って撃って撃ちまくっていくものの、無情にも秋の日はすぐに落ち・・・。
ノーバイトの冷笑を浮かべるデスレイクに、初日は完全試合のボディブローを喰らわせられてしまいました。
ところで2日連続で臨んだ今回のチャレンジ、2日目を前に“シャロー道”さんにタイムリーな記事がアップされていました。
テーマは「マットカバーでの一番の食わせ所」。
あの伝説的なフリッパー、ゲーリー・クラインも実践していたという秘訣がシェアされていたのです。
ちなみに、「フリッピングの父」と呼ばれるディー・トーマスの弟子たちが、デイブ・グリービーとゲーリー・クライン。現役エリート選手のクラインは、ディー・トーマスの血統を継ぐ正統派フリッパーと言っていいでしょうね。写真は79年当時のトーマスとクライン pic.twitter.com/fLOs6lDAig
— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2016年9月28日
そしてその食わせどころのシークレットとは・・・“マット直下”なのだとか。
詳しくは上のシャロー道さんの解説を読んで頂きたいのですが、簡単に言うとその理由は“ベイトのポジション”
言われると確かに、マット直下にブルーギルなどが浮いている姿がチラホラ見られる気がします。
というわけでマット下での中層アプローチを想定し、あえて“ビフテキ”にピットボスをリギング。
扁平なシルエットがちょっとブルーギルっぽく見えるかな?という事と、中層での水平姿勢を重視してのセレクトです。
(ビフテキの水平姿勢については上の記事をご参照ください)
デスレイクを打ち破る強烈パンチ
そして冷たい風の吹く朝イチ、まずは南湖北エリアの残りカナダモエリアでパンチショッティング。
次第に枯れて来たコカナダモ・・・少しでも高さの残るスポットを探していくもののノーバイト。
しかし付近ではプロガイドさんが見事グッドサイズをキャッチしており、スポットの絞り方なのか?食わせ方の差なのか?この釣りの奥深さを痛感させられます。
9:00を回り、次は沖の漂着マットへパンチング勝負を仕掛けます。
(ちなみにパンチショットから始めたのは、ディープの方が水温が安定しているから良いかも?と思ったためです)
ターゲットレンジは2.5m、濃い縦系ウィードが残るミドルレンジに厚いマットが絡むスポット。
ここにピットボスの2ozビフテキを延々と撃ち続けるも、やはりノーバイトが続きます。
(風に吹き寄せられたマットが、かなりブ厚くなっているため重めのセレクトです)
しかし「絶対に居るはず」と黙々と撃ち続けるうちに、徐々に風が弱まり、次第に太陽のぬくもりが・・・。
マット下や周辺にもギルが浮き始め、カバー周りに生命感が溢れて来たその時!
マット直下でシェイクしていたロッドのティップが、「ずい」と暴力的に引き込まれます。
はやる気持ちを抑え込んで送り込み、「オトナの本気」で全力フルフッキング!!
唸るPE、ブチ曲がるロッド・・・。
ブ厚いマットをかき分けて70lbのブレイドラインを手繰り寄せた時、思わず私は息をのみました・・・
デカい!!!
ピットボスを丸呑みにしたビッグマウスの正体は、まっ黒な62cm・3775gのロクマルオーバー!!!
苦手な秋・しかも修行中のカバー撃ちでの、今シーズンのパーソナルレコード更新。
仕事を片付け、家庭をやりくりし、睡眠不足を押して走り続けた道のり・・・全てはこの一本に出逢うためだったように思います。
「バスフィッシングをやっていて、本当に良かった」
心からそう思える瞬間を、また1つ経験できたことに感謝の気持ちで一杯です。
貴重なキモを教えて下さったシャロー道のHidekiさん、そして母なるマザーレイク琵琶湖、本当にありがとうございました!!
本当に釣れる”パンチング”
琵琶湖ではカバー攻略のスタンダードとして位置する”パンチング”メソッド。
しかしこれまで、私は幾度となく挑戦しつつもなかなかビッグワンに出会えないでいました。
これまでパンチで釣った総数もおそらく30本に届いておらず、「これは本当に有効なのだろうか・・・」と、迷いがあったのも確かでした。
しかしこの日は、この後も45cm前後を3本追加で計4尾・7kgオーバー。
フッキングミスも何度かあり、アングラーの腕をもっと上げればかなり強力な武器になる・・・という確信を得るに至りました。
(もちろんこの時期巻くのもアリなのですが、サイズを狙うという意味ではやはりウィード「内」が強いのかなと)
もちろんこのサイズが入ったのは運でしか無く、まだまだ駆け出しの俄かフリッピングですが・・・今後もっと力を入れて取り組んでいきたいと感じました。
ちなみに上の60UPのものではありませんが、45クラスを釣った時の動画をシェアしておきますのでよろしかったらご覧ください。
(リグを持ちあげてから、マットの裏面でバイトしている様子がよく分かるかと思います)
と言うわけで、私のような初心者でもタイミング次第では「本当に釣れるパンチング」。
最高に豪快で気持ちの良い釣りですので、未体験の方にはぜひぜひトライしてみて頂きたいと思います。
▼タックルセッティング
ROD:ヴィゴーレGVIC-76X(オリムピック)
REEL:13メタニウムXG(シマノ)
LINE:ステューター70lb(サンライン)
LURE:ピットボス(バークレー)
SINKER:ビーンズシンカーTG 2oz
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