12Mar
食わせの釣りの最終手段、ネコリグ&ノーシンカー。
しかし普通のテキサスリグに、ボコボコに釣り負ける事に!?
スローダウンゲームの”速さ“について考えます。
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スローダウンゲームのスピード
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
キープキャストも終わり、だいぶ春めいてきましたね。
各地で続々と釣果の声も聞かれ始め、いよいよ本格的にシーズンインの方も多いのではないでしょうか。
そんな今回のテーマは、「スローダウンゲームの速さ」について。
春先は結構、ノーシンカーなどふわっと落ちるリグが多用される時期でもあると思うのですが・・・。
そんなライトリグで、テキサスリグにボコボコに釣り負けたお話をしてみたいと思います。
ネコリグよりテキサスの方が釣れる!?
さて今年の初め、Bassmasterオープンというアメリカのトーナメントに参加してきました。
ボーターのバックシートで釣るコアングラーと言う立場だったため、珍しく(?)ノーシンカーワッキーやネコリグなどを入念に準備。
フロントシートで釣りこぼした魚を獲ってやろうと、慣れないライトリグを持ち込んだのです。
(アノストレート7inのブラックは、超釣れる気がします。。。)
▼タックルDATA
ROD:フルレンジC67MH/SL(テイルウォーク)
REEL:13メタニウムXG(シマノ)
SPOOL:夢屋BFSスプール
MAIN LINE:オードラゴン2.0号-50m(YGKよつあみ)
LEEDER:R18フロロリミテッド16lb-5m(クレハ)
LURE:アノストレート7in(ボレアス)/マグナムスワンプ(ZOOM)・ネコリグ/ノーシンカーワッキー
しかしいざやってみると、フロントのボーターにボコボコに釣り負けるという結果に(泣)。
そこで何を投げているのかと聞いてみたところ、「1/4oz(7g)のテキサスリグ」という話だったのです。
色々なアングラーに聞いてみましたが、ワームはセンコーからスピードクローまで色々。
ラインはフロリダのカバーフィッシングと言う事もあり、20lb前後が多かったように思います。
日本のタフレイクだったらパワーフィッシングのようにすら映るかもしれませんが・・・。
そんな「あまりにも普通」なテキサスに、ライトリグで釣り負けたのは結構な衝撃でした。
それは一体なぜだったのか?と考え、たどり着いた結論は「サーチスピードの違い」でした。
あまりライトリグを使わない私ではありますが、ネコリグなどが持つ”食わせの力”は明らかに高いと感じています。
しかしフワッと落としてボトムでチョンチョン誘って、引っ掛からないようにそ~っと回収・・・なんてやっている間に、7gテキサスなら3~4投出来てしまいます。
つまり「スローダウンゲーム」とは言っても、テキサスとライトリグでは同じ時間で探れるスポットの範囲が全然違ってきてしまうと思ったのです。
(結構隙間もあるカバーだったので、決してテキサスでないと入れられないと言うわけでは無かったです)
なんだかちょっと悔しくはあったのですが、私も真似してテキサスに変えると同じくらい釣れるようになりました。
フロリダはカバーが四方八方にあるので、ボーターが投げたスポットに入れ直さなくても、フレッシュな場所に入れられるという面はあったでしょうが・・・。
魚の生息密度が薄く、いいポイントに入れれば素直に喰ってくる・・・という状況では、釣りのスピードが非常に重要になるという事を思い知らされました。
(ただ、同じ釣りをしたところで全くアドバンテージは無いのですが・・・)
これはもちろんアメリカに限った事では無く、日本の湖でも同じ事が応用できるのではないかと思います。
例えば琵琶湖でも、昔のようにウィードフラットをライトリグで流すと40UPがポロポロ釣れてくる・・・という事は本当に少なくなった気がします。
魚が薄くなったフィールドだからこそ、「タフ=食わせの釣り」ではなく、スピードの重要性がますます高まっているのではないかと思います。
(逆に、亀山ダムのようにバスは多いけれどスレている・・・みたいなフィールドではライトリグが有効ではないかと)
▼タックルDATA
ROD:ワイルドサイドWSC72MH(レジットデザイン)
REEL:スティーズA TW(ダイワ)
SPOOL:NRC001Mカスタムスプール(オフィスZPI)
MAIN LINE:オードラゴン2.5号-75m(YGKよつあみ)
LEEDER:R18フロロリミテッド4号-16lb(クレハ)-5m
LURE:センコー5インチ/デスアダースティック5.5インチ・1/4ozテキサスリグ(or ビフテキ)
このように食わせのチカラ自体は非常に高いライトリグですが、釣りが遅くなるというデメリットは決して見過ごせないと思います。
ですから「ここにバスがいる」という確信、そして「ライトリグでなければ喰わない」というタフな状況が無ければ、かえって釣果を下げかねない・・・。
決して“一番良く釣れる万能のリグ”ではない事に、注意が必要ではないかと感じた次第です。
(ただし逆に言えば、ライトリグを得意とするビッグバスハンターは状況を見抜く目が凄い、とも言えると思います。そんな風になりたい。。。)
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コメント
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2018年 3月 26日
ロングカーリーのライトテキサスとかはスピード、喰わせ力共に信頼してます!ネコリグは時間かかっちゃうので苦手です……
ロングカーリーのライトテキサス、私も大好きです(^^♪
ネコリグは私も苦手で・・・。
でも、良く釣れるリグには間違いないと思うのでもっと修行しなきゃなんですが(;^ω^)
NRC001Mのインプレ待っています謎
新RYOGAにダイワのSVスプールかZPIにするか迷っています。。
標準スプールでスピナベ1/2ozメインで使ってみたのですが
しっかり振らないでピッチングなどをすると若干バックラッシュするのが気になってます。
ありがとうございます!
近日中にUPしてみたいと思います(*´ω`)
ちなみにワイルドハンチは投げやすいか?とか、具体的なリクエストありますか?
ブリッツの9gとかショットシャロースクエア55の8.3gなど
9g~10gを下回ると個人的に微妙な重さでSVに頼ってる所があります
ここらへんが軽い力で投げられると精度も上がって良いなと思ってます!
了解です(^^♪