26Jan
専用タックルが不可欠な、フルサイズラバージグの世界。
対ビッグバス用ウェポンの鍵は、“ティップの強さ“にキモがある?
動かして、掛けて、獲るための、タックルセレクトを紹介します。
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フルサイズジグのタックルセレクト
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
「私のタックルセレクト」シリーズ第4弾は、ここで初めての撃ち物編へ・・・。
という事で今回は、ラバージグを快適に使うための“ジグタックル”について紹介してみたいと思います。
#私のジグタックル
ROD:ポイズングロリアス1611H+”ワイルドスティンガー”(シマノ×ジャッカル)
REEL:18バンタムMGL-XG左(シマノ)
SPOOL:マイクロキャストスプール18BTM36RI(Avail)
HANDLE:16メタニウム用96mmロングハンドル
LINE:オードラゴン2号(よつあみ)
LEEDER:R18フロロリミテッド(クレハ)
とはいえ一口にジグと言っても、カバー撃ちからディープのフットボール、果てはスイムジグまで色々あります。
今回はスイムジグ等の巻き物を除いた、いわゆる縦の釣り&ボトムゲーム用のジグについて考えていきたいと思っており・・・。
「セミバーサタイル」の考えに基づいて、シャローもディープも一本で兼ねる1タックルについて書いて参ります。
ウェイト的には3/8~1/2oz(10~14g)前後を中心に、ブルフラット4.8″など大型トレーラーとの組み合わせなら3/16oz(5g)クラスから、ディープのフットボールでは最大1oz(28g)くらいまでをカバーすることを想定しています。
ちなみにこの手のフルサイズジグは最近人気が無い?と耳にしたのですが、個人的には撃ち物の7割はジグを使っています(笑)。
確かに数釣りアイテムではないと思いますが、良型を狙うなら今も昔も変わらないビッグバス・キラーだと思います。
ジグロッドは”ティップ”が命
さていきなり結論から申し上げてしまいますと、ジグタックルはロッド、それも“ティップ“が命だと考えています。
けれどもしなやかなソリッドティップなどとは真逆で、ジグの負荷に負けない強さが重要だと思っており・・・。
むしろ棒のように「曲がらないティップ」が、ジグロッドには合っているように感じるのです。
(こうしたソリッドティップが有効な場面もあると思うのですが、ジグは別かと・・・)
理由の1つは単純に「ウェイト」で、日本では普通テキサス等で1/2oz以上が使われることはあまり無いでしょう。
それに対してラバージグは3/8oz以上の重めのウェイトが使われる機会が多く、バルキーなトレーラーも組み合わされると総重量はかなりの物になります。
しかもジグは構造上カバーへの引っ掛かりが強く、同じウェイトでもテキサスよりカバーから抜けにくいという特徴もあります。
(その意味で、やや抜けやすい45°の横アイフットボールとかはかなり使やすいかと・・・)
そしてこれは何を意味するかというと、ジグの操作にはパワーが必要だという事です。
テキサス用のティップの柔らかいロッドだと、竿先が負荷に負けてメリハリのある動きが出せません。
結果としてカバーへの根掛かりが頻発してしまったり、釣れるアクションを引き出しにくいと思うのです。
(ちなみにPEで使用する関係上、自分でスパイラルガイドにセッティングし直しています)
しかし曲がりにくい棒ロッドというのは扱いにくく、キャスト等の難易度が高いと感じられるかもしれません。
これは素材が高弾性だとさらに使いにくいので、私は適度に全体がしなる少々ダルめのロッドが好きです。
そしてこれらの要素を兼ね備えたモデルは意外と少ないと感じており、もう何年も旧ポイズングロリアス1611H+“ワイルドスティンガー”を愛用している次第です。
(詳しくは↓の記事をどうぞ。最初はフロッグロッドとして買ったくらい、負荷がかかると曲がるロッドです)
ただしひとえにジグロッドと言っても、繊細なティップでウィードにやさしくスタックさせるといった使い方ももちろんあります。
テキサスロッドのようなソフトティップを好むアングラーもおり、好みの問題も大きい部分では無いでしょうか。
けれどもそうしたファストテーパーの竿でジグが使いにくいと感じるのであれば、この手の棒ロッドを試してみると良いと思います。
(デュナミスのDTHP-70XHなどは対極のエクストラファストテーパーで、これも確かにウィードジグには非常に面白い竿でした)
リールは”トルク”が意外と大事?
というわけでジグタックルは、ロッドさえ決まれば後はそこまで重要では無い気さえしてしまいます(苦笑)。
ただしディープのフットボールなど遠距離で使う場合は、伸びの少ないラインを使うのが絶対だと思います。
これは感度や操作性は勿論ですが、ラインが伸びると太いフックをしっかり貫通させられなくなりますので・・・。
硬いフロロカーボンラインを選ぶか、もしくはPEラインにしてしまうのが個人的なお勧めです。
それからリールについてですが、カバー撃ちで使う事を考えると巻き取り90cm程度のエクストラハイギアがお勧めです。
その上でカバーの中からビッグバスを引き出す場合、エリートプロの宮崎選手も仰っていましたが「フッキング後のリーリング」が重要だと思っており・・・。
リールの巻き上げトルクも必要だという事を考えると、やはり個人的にはバンタムをセレクトしたくなる次第です。
ただしバンタムの純正スプールは容量が非常に多いので、Availのシャロースプールに交換してPEを巻いています。
これならスプールのレスポンスが劇的に鋭くなるため、カバー撃ちで低弾道のキャストを決めるのが本当に楽。
ブレーキもマグネット化すると、スキッピング時のトラブルが驚くほど減るという事にも気が付きました。
というわけで駆け足で紹介してみましたが、より詳しい情報は各リンク先の過去記事を参照してみて下さい。
ともかくジグタックルはクランキンタックル同様、専用タックルの有効性が非常に大きいジャンルだと思いますので・・・。
自分のフィーリングにしっくりくるセッティングを決めて、太いジグフィッシュをキャッチして頂ければ幸いです。
(現行モデルでは、7フィートにインチアップされているようです↓)
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コメント
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ROD:SDC-609HR-BMF フーリガン(セディション)
REEL:ブラック10(アブ)
SPOOL:純正
HANDLE: サーペントバイトハンドル TYPE-G 93mm(ウィップラッシュファクトリー)
LINE: G-soul X8 Upgrade PE 2号(よつあみ)
LEEDER:オルトロスフロロ16lb30m程度(よつあみ)
SNSを嗜んでおりませんので、コメントで紹介致します。
私はバス釣りというよりジグロッドを使うことが好きな男です。
上記は岸釣で3/8〜3/4のジグ+トレーラーを遠投してボトムバンプさせたり、カバー打ちするためのセットです。
フーリガンは正気を疑うような張りと強さのティップで、スティーズレーシングと迷った末購入しました。ジグの使用に対しては100点近い使用感ですが、ほかのことは一切出来ないと感じています。
ハンドルはすっぽ抜け防止や強引なリーリングの為の物で、実ピッチは83mmです。指3本での保持に加え、半球状のハンドルノブエンドを手の平で押さえ付けながらリーリングできます。。私がダイワやアブのリールを使うようになった理由の一つがこのハンドルでもあります。
ご紹介ありがとうございます!
そのロッドは使った経験が無いのですが、聞く限りかなり尖ったジグ専用竿のようですね・・・(゚∀゚)♪
ハンドルノブに関しては、丸型も試してみたいと思います!
質問ですがアベイルスプールでヘビーな使用での
耐久性、強度は大丈夫ですか?
よろしくお願いします
ご質問ありがとうございます!
今のところロングリーダーPE+フロロ20lbまでの使用では問題は発生しておりません。
長期テスト中ですので、何かトラブルが発生しましたらWEB上で報告させて頂きますね(^^♪