1Apr
小さな“マス針“が大きく変える、フィネス・フィッシングの釣果。
市場に溢れる製品の中から、3タイプのみをピックアップ!
スピニングからカバー用など、目的別セレクトを紹介します。
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マス針選びの3タイプ
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
猛威を奮う新型コロナウイルス禍の中、各地のトーナメントも続々と中止が相次いでおり。。。
私の参加するバスオブジャパン戦も無期限延期となり、先の見通せない不安な日々が続いています。
そんな中でも元気に釣りの記事を更新し続けていきたいと思うのですが、今回は小さな巨人“マスバリ”について。
ネコリグやダウンショット等、フィネスには欠かせないジャンルとして定位置を築いていると思いますが・・・。
今回は私が使い分けている、3種類のフックについて書いてみたいと思います。
ベイトフィネス用”バザーズワームフックSS・Gワッキー”
さてまず私が最も使う頻度の高い、ベイトフィネスでのカバーネコ等に使っている物から紹介いたします。
これはいつものロングリーダーPEに10~14lb程度のフロロリーダーを組んで、カバー撃ちや漁礁・テトラなどの岩系カバーの攻略に。
そしてこれにはナイロンガード付きのマス針、ダイワの“バザーズワームフックSS・Gワッキー“をセレクトしています。
これについてはかなりエントリーアングルが広めで、すっぽ抜けしにくい「掛け重視」のデザインとなっています。
ただしロングポイント&フッ素コートの効果もあってか、ベイトタックルでバシっと合わせるなら貫通力不足を感じる事もありません。
ワイヤーの線径も中軸くらいで折れづらく、マグナムスワンプやアノストレート5.5″~7″に#3~#2を合わせるならまず安心です。
ただしオリジナルのスワンプに#4だと、14lbラインで合わせると伸びやすいのでちょっとそこだけが悩みどころです。
“CT-5″はスピニング用マス針の新定番か?
次にスピニング用については、オーナーの“脇刺“をずっと使ってきました。
上で紹介したGワッキーとは対照的に、フックポイントがアイを向いた典型的な「貫通力重視」のデザイン。
フッキングパワーの小さいライトラインのスピニングタックルでも、しっかりと魚の顎を貫けるのが最大の魅力です。
ただしこのフックも中軸の丈夫なワイヤーが使われており、ライトタックルには少しゴツい印象がありました。
以前は気にしていなかったのですが、この「フックの重さ」も特にライトリグでは釣果に影響を与えるように感じており。。。
出来ればもう少し細軸の物が無いかと探していた時、お勧めされて使ってみたひとつが“CT-5(イチカワフィッシング)”でした。
このフックは同じ番手でも明らかに細くて軽く、リグへの重量的な影響は最小限に抑えられます。
細軸に加えてフッ素コートもされており、3~5lbラインでも貫通力は上々という印象でした。
またワイヤーも折れづらく、かといってヤワ過ぎない私好みの焼き加減です。
(ノーシンカー状態を演出するダウンショットリグなどではフック重量の影響は大きいかと。。。)
しかしイチカワのワイヤーは気に入っているのですが、実は以前から出ていた“MUKADE“というフックはあまり好きではありませんでした。
これはバス用としては珍しい超ロングシャンクで、貫通力に関してはこれ以上のマス針は無いのでは?と思いましたが・・・。
その代償としてすっぽ抜けが多いように感じ、ネコやダウンショットではあまり使わなくなってしまったのでした。
その点CT-5は比較的シャンクも短め(それでも長いですが)になり、ややエントリーアングルの開いた「掛け寄り」の形状に変更されており、すっぽ抜けに関しては劇的に改善された感覚。
それでいて上に書いたように良く刺さるので、オープンウォーターでは最近非常に気に入って使っています。
もう少し使い込んでみてネガを感じなければ、スピニング用のマス針は全てこれに乗り換えようかなと思っているところです。
(オリジナルスワンプに#4がお気に入り。さすがにベイトで使うと曲がりそうですが。。。)
ロングワームには”タリズマン”
最後にキンクー13インチなどのロングワーム用については、ほぼ“タリズマン(リューギ)”一択で使っています。
これは#1/0以上の太軸マス針がなかなか無いからですが、MH以上のヘビータックルなら貫通力不足は感じません。
きちんとフックが口の中に入っていれば、すっぽ抜けもさほど多くないという印象です。
あとは太軸という特徴を活かして、もしガード付きの#4以下もあれば上に書いたカバーネコ用にも使えたら良いのになぁと思っています。
(ただしロングワームは、バイトがあってからかなり食わせこまないとどんなフックでも抜けてしまうかと。。。)
というわけで、個人的に使い分けているバスフィッシング用マス針の3タイプを紹介させて頂きました。
こだわればまだまだいくらでも使い分けがあると思いますが、私程度のざっくりフィネスだと大まかにこんな感じです(苦笑)。
ちなみにNSSフック系のカバーネコは上手く使いこなせていないので、今後もっと修行していきたいと思っています。
(この手のフック埋め込み式ネコリグって、どうしてもフッキングが悪く感じてしまうんですよね。。。)
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コメント
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カバーネコはぼくはNSS一択ですね〜!M〜MHのベイトロッドで10〜14lbを組み合わせてます。シャローのオカッパリを釣るためのフックなので、基本的には至近距離用と思ってもいいと思います。構造的にストレートフックに近く、フックポイントをワームに埋めてることで、パワーロスが大きいセッティングです。掛けてしまえばバレにくいフックなので抜きあげをしなければいけないことが多いオカッパリでは重宝します。
フックポイントを埋めてることで、針先にテールが乗ってズルっと掛からない、という現象は限りなく少ないのもいいですね!
遠距離ではヘビーガードタリズマン、パワーワッキーガードを使用してます!共にツインワイヤーガードで竹程度ではストレス無しです!
そうか、答えは「距離」か(゚∀゚)!!
アドバイスありがとうございます、今度はディスタンスに気をつけてトライしてみます♪
ですね。西のフィールドであまり人気がないのも距離を取るシチュエーションが多いからなのかもしれません。関東では至近距離戦がとても多いので、使ってる人はめちゃくちゃ多いです!
ロングワームにはデプスのキンクーを使っています
ロングワームはある程度飲ませてスウィープにフッキングするものと思っているのですが、ネムリ鉤なら口奥を滑って唇付近にかかってくれる印象です
歯によるブレイクも防げ、奥にかかって過剰にダーメジを残したり、手返しを悪くすることもありません
カバーのネコリグでは私もNSSを愛用していますが、遠くてもライン放出15m以内をブラッカートB2-63やB3.5-68といったかなり強めの竿を使い、カバージグと思ってフッキングしています
コメントありがとうございます!
やはりNSSは距離が肝心のようですね・・・試してみたいと思います(^^♪