27Dec
エバース悲願のクラシック制覇、そしてRCの最年長優勝劇・・・。
帝王の復活にT.O優勝のドラマと、話題沸騰の歴史的シーズンとなった2016年。
エリートシリーズの苦難と栄光のハイライトを、一挙に振り返ります!
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2016Bassmasterエリートシリーズ
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
世界最高峰のフィッシング・トーナメント、“Bassmasterエリートシリーズ”。
今年はB.A.S.Sの長い歴史の中でも、特に印象深い劇的な1年だったと思います。
(尚、今回の写真はBassmaster.comよりお借りしております)
というわけで今回は、歴史に残る2016シーズンをプレイバック。
伝説となったドラマの数々を、一挙に振り返って見たいと思います。
そして奇跡は現実に・・・エバース、悲願のクラシック制覇!!!
まずは世界最大のバス・トーナメントの祭典、“2016バスマスタークラシック”。
1ozシングルコロラドのスピナーベイトで独走するジェイソン・クリスティを、エドウィン・エバースが猛追します。
もはや勝負は決したかに見えた最終日、まさかの秘策で奇跡の逆転!!
数々のビッグタイトルを制したエバースが、ついに悲願の初クラシック制覇を成し遂げました。
伝説は未だ死なず・・・”レジェンド”リック・クラン、エリート開幕戦制覇!!!
そしてエバースのクラシック制覇の興奮も冷めやらぬ開幕戦。
スポーニング期のネスト戦を制したのは、まさかの”レジェンド”、リック・クランでした。
何と69歳にして、見事最年長優勝記録を更新!
しかもサイト合戦を尻目に、チャターを巻き切るというあまりにもレジェンド「らしい」ストロング・スタイルでの見事過ぎる勝利でした。
スキートなど数々の名選手が次々と祝福に訪れる様は、ちょっと涙腺が緩む感動のシーン・・・。
バスフィッシングの持つ無限の可能性と魅力をあらためて教えてくれた、まさしく伝説となる1戦だったと思います。
今、再び歴史が動き出す・・・大森貴洋プロ、エリートシリーズ”魂の”優勝!
2016Bassmasterエリート第3戦、レイク・ウィーラー。
長く語り継がれるであろう、歴史的な1戦がここで繰り広げられました。
日本の誇り・“世界のT.O”こと大森貴洋選手が、ついに11年ぶりとなる優勝を決めたのです!
しかもトップウォーターとスイムベイトで、初日の出遅れを一気にマクる怒涛の大逆転劇。
本場アメリカのトップトーナメントで、現地のプロをガチのパワーフィッシングで圧倒するスタイルには、感動の涙がとまりません。
日本の米国トーナメント挑戦のパイオニアであり、歴史そのものとすら言える大森選手。
そのT.O伝説は、未だ現在進行形である事を証明する今期最高のハイライトだったと思います。
帝王復活!ディープクランクで魅せたKVDの圧勝劇
話題沸騰のシーズンは、さらにどんどんと熱く燃え上がります。
第5戦トレドベンドでは“帝王”ケビン・バンダムが、実に5年ぶりとなる大復活の勝利を決めます!
しかも代名詞とも言える、ディープ・クランキングでの圧勝劇。
10XDをはじめとしたディープダイバーで超精密にスポットを狙う“帝王のクランキング”は、多くのアツい議論を巻き起こしました。
勢いに乗ったKVDは、第7戦とブラケット戦も制し、何と今季3勝(!)を達成。
「帝王は死なず」・・・無敵のKVD伝説の、第2幕を予感させる印象的な出来事でした。
ハック・アタック炸裂!剛腕フリッパーがもぎ獲った、最も嬉しくない勝利
大森選手の初戴冠に向け、過熱するAOY争い。
しかし手に汗握る年間タイトルレースをリードしたのは、”剛腕フリッパー”グレッグ・ハックニーでした。
しかもフリップのみならず、スモール戦でも強さを発揮するというバーサタイルな一面も。
まさに隙の無い強さに、ハックニーのチャンピオン獲得を予想した方も多かった事と思います。
その後まさかの失格でタイトルを逃す事になるとは、この時点では思いもよりませんでした・・・。
ルーカス圧勝!日本勢全滅・・・。BASSMASTERエリート第8戦に消えた夢
そしてシリーズは混沌の夏へ。
第8戦ポトマック・リバーでは、グラスレイクで独自の戦略を採った若きジャスティン・ルーカスが圧勝。
しかし残念な事に、大森選手がタイトルレースから脱落するという痛恨の1戦でもありました・・・。
ついに年間タイトル決定!AOYチャンピオンシップは白熱の乱打戦に!
熱闘続く2016シリーズも、いよいよクライマックスへ。
シーズンを締めくくる最終戦“AOYチャンピオンシップ”をトップスタートで魅せてくれたのは、やはり我らがT.Oでした!!
しかし週末を通して強さを発揮し続けたのは、地元のホープ、セス・ファイダー。
スモール戦にもかかわらず、何と3日トータル76lb5oz(34.6kg)・・・1日平均11.54kg、 1匹平均2.3kg!!というまさに異次元の圧勝劇でした。
そしてリードしたポイントを守り切り、苦しい苦しい最終戦をしのぎ切ったジェラルド・スウィンドルが、自身2度目となるタイトルを獲得。
激闘極まる熾烈な今シーズンを制し、見事チャンピオンの座に輝きました。
苦難と希望の2017シーズンへ
かくして数々の名勝負を生んだ、歴史的な2016シーズンもフィナーレ・・・。
その戦いの息づかいさえ聞こえてくるバスマスターLIVEの影響もあり、手に汗握る興奮と寝不足の日々を送ったファンの方が多かったのではないでしょうか(苦笑)。
一方で、桐山・宮崎・伊豫部の3選手がエリートから脱落となってしまった苦難の1年でもありました。
しかしトップを目指す新しい力の胎動も、各所で次々と聞こえてきています。
オープンシリーズへの挑戦者も続々と・・・。
そしてキャリアの最高潮を迎えつつある大森・清水両選手の活躍を期待して、来季もBASSMASTERに挑戦する選手たちにエールを送り続けたいと思います。
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