10Dec
2015シーズン、浜名湖オープントーナメントを戦い抜いたタックル達。
様々な釣りをこなしたタックルは、何とたったの2セットでした。
しかも両方バスロッド・・・実は私、シーバスロッドを持っていません(笑)。
今回は、バスロッドの持つ汎用性を考えてみたいと思います。
●浜名湖タックルは2セットで足りる!?
今回は、私が浜名湖で使っている2つのタックルを紹介してみたいと思います。
たった2つだけ!?と驚かれる事も多いですが、ラインのセッティングさえ変えれば、かなり色々な釣りに対応できると思います。
ちなみに2015シーズンの浜名湖オープントーナメントは、この2つだけで戦いました。
以前のタックルセレクトから、少し変わっておりますのでご参考までに・・・。
関連記事:【2015浜名湖シーバス&クロダイ用タックルセレクト】
●スピニングタックル(ライトプラッギング用)
ロッド:テクナPMX 610SLP+J(フェンウィック)
リール:15ツインパワー3000HGM
ライン:G-soul X8 アップグレード 0.6号 14lb (よつあみ)
リーダー:シーガー・グランドマックス 2.0号-1.5m (クレハ)
シーバス・クロダイ&キビレ兼用で、5~10g程度のスモールプラッギング全般に使用しているタックルです。
クリアシャローの多い浜名湖で、スモールルアーをロングキャストし、掛け、バラさないという点を重視したセッティング。
アキュラシーや操作性、ノリはやや犠牲にしています。
アラミド繊維で補強されたブランクで、70cmクラスのシーバスとやり取り出来るトルクが持ち味。
感度とフッキングパワーもまずまずで、第1戦優勝のカバーシャッディングで大活躍してくれました。
関連記事:【HOT開幕戦パターン③ – FLOW SHADでのカバーシャッディング】
この辺り、以前使っていたグラスロッド↓とは雲泥の差でしたが・・・
しかし1シーズン使用してみて、やはりグラスロッドのノリの良さが懐かしくなってきたのも正直なところです。
関連記事:【アディクトS64LG(浜名湖ボートシーバス用)レビュー】
それから60オーバーには良くても、50㎝クラスのミディアムサイズはちょっとバレやすいのも難点。
魚が大きいと充分ロッドが曲がってくれるのですが、小さいとなかなかそうもいかず・・・。
50cmとは言っても、トーナメントではキーパーとして侮れない存在。
このロッドのトルクを保ったまま、もう少ししなやかでバレにくい竿が欲しいなぁ・・・と無い物ねだりをしています。
(エクスプライドのグラスコンポジットブランクで作ったら良さそうに感じますが・・・需要無いですよねw)
関連記事:【決着!理想のグラスコンポジット探し- エクスプライド170M-CRとクランキンロッド選びのポイントまとめ】
●ベイトタックル(カバー撃ち用)
ロッド:ワイルドサイドWSC66ML(レジットデザイン)
リール:13メタニウムHG(シマノ)
ライン1:PE1.5号+フロロ20lb(ワインド・スピンテール用)
ライン2:ナイロン(デッドオアアライブ・ストロング)20lb(バイブレーション・クランク用)
ライン3:PE3.0号+ナイロン20lb(ポッパー用)
今年の浜名湖オープントーナメント最終戦のような、バイブレーションのカバー撃ちメインに使用しているタックルです。
下の記事に詳しく書きましたが、魚を暴れさせない事で、ビッグサイズをカバーから引き出すために重宝しています。
関連記事:【HOT最終戦優勝パターン2・ピンスポットを探す杭撃ちのキモ】
夏場はシャロースプールと合わせて、クロダイのポッパーにも使いました。
7gクラスのポッパーを快適に投げられ、かつカバーから引き出せるセッティング↓だと思います。
関連記事:【浜名湖で道場破り!ワイルドサイドWSC66ML実釣レビュー】
最近はあまりやりませんが、ショートキャストのボトムワインドや、湾ベイトなどのスピンテールにも良好な使用感です。
ダルくない?と思われるかもしれませんが、伸びの少ないPEと合わせれば悪くありません。
むしろしなやかなテーパーで、シャクリ続けても手が痛くなりにくいメリットが感じられます。
という訳で、ラインのセッティングだけを変えて、結構何にでも対応してくれるワイルドサイドWSC66ML。
個人的に、今シーズンのMVP的に気に入っているロッドです。
●ところで、全部バスロッドだけど?
・・・そうなのです、これ全てバスタックルと兼用なのです。
でもハッキリ言っておきたいのは、バスタックル「でも良い」、と考えてここに至ったわけでは無いという事です。
これまで、ボートシーバス用ロッドも何本か試してきました。
しかしショア用に比べ、ボート用のシーバスロッドはラインナップが非常に限られています。
しっくり来るものに出会う事が出来ず、結局行き着いたのはバスロッドだった・・・というわけなのです。
関連記事:【間違いだらけのシーバスロッド選び – ベストな1本に辿り着くために】
●バスロッドでボートシーバスを始めてみては?
ソルトのシーバスに興味のあるバサーの方もいらっしゃるかと思います。
でもタックルもそろえなきゃいけないし、敷居が高い・・・と思われるかもしれませんが、心配ご無用です。
ベイトならバーサタイルな66Mクラスにフロロかナイロンの14lb前後。
スピニングなら6~6.6ftのL~MLクラスにナイロン8lb+フロロリーダー12lb程度を合わせれば、まずは釣りになると思います。
ポイントはPEを巻かない事で、伸びが無い分タックルバランスが非常にシビアになります。
やり込んでいくとPEを使いたくなると思いますが、私も未だに合わせるロッドに悩んでいます・・・。
その点ナイロンやフロロなら、適度に伸びてくれるのでバラシも少なく快適です。
ソルト=PEのイメージがあると思いますが、特にバス用スピニング+ナイロン8lbは非常にお勧め。
現在PEでバラシに悩んでいる方にも、一度試してみて頂きたいセッティングです。
きっと目からウロコが落ちる・・・はず。
という訳で、バスロッドは意外にも?ソルトにも幅広く使えると思います。
まずはソルト専用品にこだわらず、手持ちのタックルで初めて見てはいかがでしょう。
海もなかなか楽しいですので・・・(^^)
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