:[話題のグラススピニング] ゾディアス260ML-Gはエクスプライドだった!?

グラススピニング界にまで、価格破壊をもたらすゾディアス。
しかし260ML-Gのテイストは、実はエクスプライドだった!?
グラス嫌いにも使いやすい、「硬くてしなやか」な1本を紹介します。

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グラススピニング対決

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて今年は、ちょっとマニアックな「グラススピニングロッド」が2モデルも量販されました。
フィネス・プラッギングを愛する巻きジャンキーの方々は、気になって仕方ないのではないでしょうか。

:[D] “グラススピニング戦争”いよいよ勃発!?

まず一本目は、ピュアグラススピニングロッド“ワイルドサイドWSS-G62L“。
5gクラスのシャッドをメインに、しなやかさの極地を目指して開発されたような一本でした。
喰うのが下手なシーバスの、足元バイトを絡めとる性能にはさすがと唸らされた次第です。

:[WSS-G62L] “獲れる”ロッド・獲れないロッドの見分け方

そしてもう一本の注目は、シマノが放つ“ゾディアス260ML-G“。
スペシャルなロッドを、何と一万円台中盤で市場投入するという価格破壊っぷりを見せつけています。
というわけで早速、浜名湖のボートシーバスで実釣テストしてきましたのでファーストレビューを書いてみたいと思います。

 

本格派?と思いきや

ところで余談ながら、私はゾディアスのグラスシリーズを溺愛しています。
バーサタイルな170M-G、スモールクランク用の166ML-G、そしてディープクランキング用の176MH-G・・・。
シリーズに共通して言えるのは、「限りなくグラスに近い本格コンポジット」という事。
ハイパワーXの補強こそあれど、基本的にはフルグラス寄りの味付けになっているのです。

:[D] ゾディアス166ML-Gで知る、本格グラスロッドの味

ですから266ML-Gも同様のテイストかなと想像していたのですが、使ってみると全く違いました。
ダルさや重さといった「グラス臭さ」がほとんど無く、何と自重は100gアンダー(96g)!
カーボンロッドから持ち替えても違和感のない、非常に軽快な味付けだったのです。

それでいてテーパーはレギュラーで、キャストでもファイトでもしっかり曲がってブランクが仕事をするタイプ。
トゥイッチやジャークといったロッド操作も容易で、テクニカル・プラッギングにも非常にマッチする感じです。
この「硬くてしなやか」なテイストって、どこかで・・・と思い出したのが、初代エクスプライドのクランキンロッドシリーズでした。

「硬くてしなやか」なディープクランキンロッド、エクスプライド173MH-CR

琵琶湖でクランキングをする際、ロッド操作でパシッとウィードが切れる「ある程度の硬さ」が非常に重要だと考えています。
というわけで最低限のしなやかさと絶妙な硬さを併せ持った170M-CRというロッドを溺愛していたのですが、そのテイストに非常に近い、ほぼ低弾性カーボン?くらいのフィーリングだと感じました。
実はこのロッド、当初はエクスプライドシリーズで開発がすすめられていた・・・という裏話を聞いて、なるほどと納得した次第です。

ゾディアス260ML-G

 

「なんちゃってグラス」の功罪

こうしたグラスっぽくないコンポジットには確かに多くのメリットあるのですが、同時に欠点も少なくないと考えています。
最も大きく犠牲になるのが「しなやかさ」で、ショートバイトを乗せる、不意のダッシュに追従する・・・といったグラスの利点がどうしてもスポイルされてしまいます。
特に伸びの少ないPEラインを組んでファストリトリーブをすると、やはりバイトを弾くシーンがどうしても気になってしまいました。
こうしたストレート・リトリーブで使うと、やはりピュアグラスのWSS-G62Lは良いなぁとしみじみ感じてしまった次第です。

ですから本格的なグラスを愛するアングラーには、こんなの「なんちゃってグラス」だ!・・・と言われてしまうかもしれません。
しかしグラスと言う意味ではちょっと軟派かもしれないのですが、個人的にこのテイストは嫌いではありません。
確かにタダ巻きにはちょっと不利な面もあるのですが、逆にペンシルベイトをドッグウォークさせたり、ミノーをジャークするなどのテクニカル・プラッギングは非常に快適。
絶妙な短さで操作性が高い上、最低限のクッション性があるのでPEでもルアーが動き過ぎないと思うのです。

ただしラインがモノフィラメント(フロロorナイロン)なら、ストレートリトリーブにも悪くなさそうです。
というわけで7~10g程度のスモールプラグを中心として、下は5g、上は頑張れば14gクラスまで対応できるバーサタイルなプラッギン・スピン。
価格が安くクセも少ないので、グラス経験の少ない方にもぜひ一度試してみて頂きたいマイルド・コンポジットです。
「なんちゃってグラス」なんて言いましたが、普通のカーボンロッドとは次元の違う、専用ロッドの世界を覗き見られるのではないでしょうか。

 
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8 Comments on “:[話題のグラススピニング] ゾディアス260ML-Gはエクスプライドだった!?”

  1. そうだったんですね!でもテイストが違うと使い分けができますね!ツーピースだったらなぁ…

    1. テイストが全然違いますので、ある意味好対照な二本で面白いです!

  2. 値段気にしないのでしたらテーパーアンドシェイプにもグラススピニングありますね。まぁ
    中古だと球数少ないですが、パームスエッジシリーズかな。

    1. ありがとうございます!
      実はテーパー&シェイプのグラススピン、フィッシングショーで触らせて頂きました!
      バリバリの本格派という感じで魅力的だったのですが、価格が・・・(;^ω^)
      パームスエッジも愛用者多いですよね!

  3. 良いですよねグラススピニング。毛色は少し違いますが、自分もスミスのビーエリアファンと言うバスの管釣り専用ロッドをライトプラッギン用に愛用してます。

    4.3ftの超ショート長にフルグラスのULというニッチな竿に、低伸度ナイロンの6Ibのセッティングでタイニートップからシャッドまで快適に使えて、ちゃんとウェイトを乗せれば飛ばないで有名なラパラのミノーやシャッドラップの一番小さいサイズまでキャスト出来るので手離せないです。

    ゾディアス260ML-Gはかなり気になってたので参考になりました(^ ^)

    1. コメントありがとうございました!
      グラススピニングにはほかに代えがたい魅力がありますよね~。
      バスの管釣り専用ロッドというのは初めて知りました( ゚Д゚)!情報ありがとうございます。
      ゾディアス260ML-Gはだいぶフルグラスとは毛色が違うかと思いますが、これはこれで使い所のある一本だと思います!

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